第3話 いざ生徒会室へ



6限の授業が終り名前は今日初めて生徒会室に足を運んだ

まだ少し早かったかな?

名前は掃除当番では無かったのですぐに生徒会室に来た


―コンコン

「はい」

中から返事が返ってくる

「し、失礼しますっ」

開けるとそこには1人の男子生徒が座っていた


誰だと言うような顔をする男子生徒に挨拶をする

「あ、はじめまして
苗字名前と言います
これから書記としてがんばりますのでよろしくお願いいたします」

緊張し過ぎてガチガチの自己紹介になってしまった

「はじめまして!
ボクは椿佐介と言います
副会長やってるので今日からよろしくお願いします」

「はい!」


椿佐介さん…

どこかで逢ったことあるような…

「む?ボクの顔に何か付いてますか?」

「あ、いえ、どこかでお逢いしたことあるような気がして」

「……あ、思い出した!あの時の!!」

「え?あ、ああボクがぶつかってしまった時ですね
あの時は急いでいてちゃんと謝ることができなくて」

「いえ、私がぼーっとしてしまったのが悪いんです
すみませんでした」

「いやいや、ボクの方こそ…」

そんな言い合いをしていたらガラッと扉が開いた

入ってきたのは長身の爽やかな男子生徒といかにも女子から人気がありそうなカッコイイ男子生徒が入ってきた

名前を見るなり誰だと言うような顔をしている

「何で女が居るんだ?
まさか、椿のかのじ「ち、違いますっ!今日から生徒会に入った書記の苗字名前さんですよっ!」」

「なんだ、てっきり彼女かと思ったぜ」

「なんでそうなるんですかっ!」


      続く

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