ケーキよりも甘い恋



明日はお父さんの誕生日

と言うことで幼なじみの道流にケーキの作り方を教えてもらうことになった


「やあ、いらっしゃい」

「おじゃましまーす…」

「あ、今日みんな出掛けてボク1人しかいないよ」

なぬー!!

き、緊張するじゃないかーっ!!

緊張しつつ上がらせてもらった




「よし、始めるぞー」

「それじゃあまずは準備から始めよう」

「オッケー」

やる気満々な名前はせっせと準備をし始めた


「じゃあまず名前は生クリーム泡立てて」

「はーい!」




数分経ち必死に泡立てていると顔に飛び散ってしまった


「生クリームが顔に付いちゃってるよ」

そういうと名前の顔に付いている生クリームを舐めた

「ちょっ…」

「うん、もう大丈夫かな!」

「い、今さっき舐めただろーっ」

「確認しただけ☆」

ちょっと期待しただろーと心の中で思った




ケーキ作りを始めて2時間ぐらい経った

ほぼ完成しておりあとは飾り付けだけだ

「じゃああとは飾り付けだけだから好きにやっていいよ」

「もうすぐ完成か…」


そう今日はケーキの作り方を教えてもらうだけという約束なので終わったら帰らなければならない

「ね、ねえ…」

「ん?何?」

「もう少し一緒に居たいな…」

冗談半分で言ってみた

「もちろん!どうせ誰も居ないんだから」

「へ?じゃあ…」

「寧ろ泊まってく?」

道流はいつもと変わらぬ口調で応えた

「よ、よろしくお願いしますっ」




このあと2人仲良く過ごしたとさ

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