みんな勘違いが大好きなんだ
お人好しの定義
空が遠い即ち
期待を裏切った
僕が僕である必要性
深海に棲む怪獣
ある砕けた人間の話
埋没林に迷う
僕と鏡と蜃気楼
口ずさむテーマ曲
だから君は誰にも盗られないように鍵をかけたんだね
人がいないところに行きたい
ソファーのすみっこで体育座り
境界線上からみた世界
光が射し込んだ。そんな気がした。



「埋没林」(マイボツリン)
イメージとしては富山県魚津市の水没した樹根。水中の中に樹の根が這っており、上下の感覚が曖昧になるような不思議な空間。



さあ飛んでごらん。その羽の無い骨組みだけの翼で。飛べるというのなら、さあ飛んでごらん。
雪に花言葉がない?あんなに綺麗な花なのに。
(なら僕が決めてあげよう!)
たったひとつ、盤上に残されたキング
君とまた生きるために僕は何度だって死んでみせる
生物なんてものは生まれるのも死ぬのも同時進行さ
悲しみで人は殺せるか
(Can sadness kill human being?)
呼吸の仕方を忘れた夜
君の背中には9個の嘘と1個の本当が隠されてるんだ
ラジオ搭からラブコール!
君の周波数はいつも不規則
気まぐれな君は猫にさえ見放された
ホラホラ、従順なボクはキミにとって心地いいでしょう?
そして大事なものを取りこぼしてゆく
霊安室に転がるリンゴ
地下鉄の線路上を歩きながら




それでは、世界がまた白色でうめつくされたらお会いしましょう
夕焼けに身を投じる
どうしたら人に嫌われることができるかについての実験及び結果と考察
蛇は自身さえも禁断を抱いた
愛情に飢えた僕は取り敢えず飴を舐めておくとします
染色体XXとXYの差はどうやら思ったより大きいらしい
自己防衛本能は良好に作動中
私は空洞だらけの大きい言葉が欲しい訳じゃない
(なら中身のつまった小さい言葉を頂戴)
色のつまったこの世界で
キチガイたちの結婚式
みんなに好かれるなんて不可能だって君は知ってるから、みんな君が大好きなんだ。
その時が来たら僕も泣くんだろうか。
外面と内面のギャップは埋まらない
仮面泥棒
打たれ弱い僕の30分間の懺悔



「染色体XXとXY」
人間を女性か男性に分けるもの。XXは女性、XYは男性である。




ぶりきの心臓は歪んでしまった
物分かりのいいふりをするのは疲れた
鰐鮫を飼い慣らす
この関係の名前は知らないけどお互いにお互いが必要だということは分かっている
音の戦争
彼の人は星ではなく暁になりました
誰か僕の鎧に油をさして
フィアンセ殺害事件
獅子の牙は呆気なく抜かれてしまった
本当の僕はいつも何か(誰か)に怯えている
極彩色のバラード
いつの間に私はこんなにも強くなったのだろう
ソレをかじれと蛇がうたう
その背中に縋ることさえ叶わない
予感の鼓動



「鰐鮫」(ワニザメ)
サメの古名。猛悪なサメの俗称。






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