情熱的な鎮魂歌
物分かりのいいわたしへ
(ハロー、人生楽しんでますか?)
あなたという部品が取り除かれても日常は走り続ける
ガラス張りの森
僕以外のヤツに侵蝕されていく体
今日、ひとりのちょっとしたヒーローが死んだ
片腕かれにたべられた
水槽の中に広がる世界を知っているか
ここからみえる空はせまい
御翼の切れ目で待っている
瞳の中の銀河
君の名前はえらく僕を刺激する
(ひとつお願いがあるんだ。君の名前を教えてほしい。)
動脈から溢れでる絶望
旋律のない賛美歌
くもりガラスに残すkissmark
「御翼」(ミツバサ)
キリスト教で用いられる表現で、直接的な意味は神の翼。神の恵みや癒し、疲れた身の休ませる場所としての意味で用いられる。
鸚鵡みたいにあなたの残像を追っていた
自分の価値を見出だせないと飛魚は泣いた
君が確かにいた過去に思いを馳せる
非生産的な傷の舐めあい
投げ出したいのは僕だった
くせになりそう
器用貧乏の慟哭
はりぼてみたいな懺悔
あの世で甦るつもりなら、この世でまだ生きていて
全てが色褪せた小さな世界
The sweet dream injure you.
無様な姿を晒してそれでも生に縋ってよ
(私と生きたいと笑ってみせて)
酔っ払いの本音
あなたに愛される夢をみた
眼の奥ばかり痛くて涙なんか出やしない
「鸚鵡」(オウム)
オウム目オウム科のインコ以外の鳥の総称。口まねが巧みで飼鳥とされる。
ちょっと攻撃的な気分なの
体と心の距離、零メートル
被愛願望空色少女
金平糖をちりばめた雪景
雪に白鷺、僕と君
君色に染まった僕に恋したあの子
野良猫歓楽街
瞬きに散る星屑
踏切り越しのサイン
ぺちゃくちゃペチュニア
夜更けの口約束
庭先の小さな天使
つまさきから告白
セックス好きなキレイ好き
グッバイ、マイワールド
「雪に白鷺」(ユキニシラサギ)
色合いが互いに似て見分け難いこと、また目立たないことのたとえ。
君に苗字はくれてやるから私に未来をおくれよ
暗号だらけのおそらくラブレター
次元差カップル
唇に触れたら第二幕を開演致しましょう
唯ヒタスラニ清廉潔白ヲ求ム
(其レガ何時カ自ラヲ断罪スルニ能フコトヲ知ルトモ)
イズ・ディス・マイ・デステニー?
君よ、我を憐れみたまえ!
悪い子になってなにを得たのか指折り数えてご覧
ガラスのスニーカー
(12時直前にクラウチングスタート)
この首をへし折ってほしいの
ベッドの上でプラトニックラブ宣言
草いきれの蒸しかえる匂いの中で夏の音を聴いていた
六月の花嫁は雨女
祖母を愛したある男の話
レディ・ブルーの恍惚