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世界観
かつて一人の王が統治していた、"エルサレム"。しかし王の謎の失踪、政権の奪い合いにより戦争時代に突入してしまい、エルサレムは地獄同様と化す。そこにキリストが率いる生き神とエルフが現れエルサレムを5つに区分し統治し、戦争時代を終結させた。一時平和になったエルサレムだったが、世界改革進行団が起こした"魔女狩り"により多くのエルフは処刑され、区分された土地も唯一生き残った吸血鬼の頭首"アー・アルカード・スカーレット"の暴走により荒らされてしまう。
時は過ぎ、"キャンセレーション"により新たに統治され、平和になったエルサレムだったが、異形の化け物"スリップ"の出現、世界改革進行団の拡大、明らかになる"アダム"と名乗る男が率いる第3勢力の存在などにより再び世界が狂い始める…



魔女狩り
キリストが戦争時代を終結させた後、天神院率いる世界改革進行団が起こしたクーデター。この時キャンセレーションが創られた。世界を平和に統治していたエルフまたは生き神を"魔女"と称し次々に処刑していった。統治していた四つのエルフ(吸血鬼、悪魔、魔女、ぬらりひょん)の内、唯一生き残ったのがスカーレット。


リンゴ
吸血鬼の力を手に入れることができる不思議な実。見た目はリンゴそのものだが色は真っ黒。


十二使徒
キリスト直属に仕える12人の選ばれた生き神達のこと。一人ずつそれぞれに十二支の精霊一匹ずつを従えている。


世界改革進行団
通称"改革団"。天神院を筆頭とする宗教団体。表では単なる宗教団体だが、その目的は信者を有力な手駒や実験体にする悪徳な組織である。信者のほとんどはスリップにされてしまう。


エデンの園
アダムが収容されていた実験場。様々な生物が収容されており、一度はアダムの暴走により破壊されたが、現在では復元されて天神院の研究所となっている。昔にアダムと監視役だったイヴが出会った場所でもある。


キャンセレーション
魔女狩りの際にエルフや生き神を守る為に創設された団体。現在はスリップ駆除を行っている。ボスは生き神である天辰で、部下はエルフを中心にスカウトして集めている。アジトの地下にはマナを生産する巨大な鉱物が存在する。


ペルソナ
生きたマナの塊。マナを体内で量産することができる。吸血鬼とは最も相容れない存在だが、マリアはスカーレットからの吸血鬼により半ペルソナ半吸血鬼という特殊な体質になってしまった。ペルソナが生まれる原因はわかっていない。


マナ
自然界に存在する聖なる力。ペルソナ、生き神、人間、エルフ、スリップの順にマナに対して耐性が強い。吸血鬼とは相容れない力。扱いが困難な為、命を持たない物体に付けて使用するのが一般的。なおキャンセレーションではエルフの体の一部(爪、歯、体液、細胞など)に移植して使用されている。ただしマリアとスカーレットは武器に付けて使用。


生き神
エルフや人間とは違う別の生き物。十二支などの精霊の扱いに長けている。



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