■バッドエンドからの未来妄想注意 氷の中の王子様

■バッドエンドからの未来妄想注意 氷の中の王子様
2015/03/07
暗い森をしばらく掻き分けて進んだところで、***は急に辺りの気温が下がったように感じた。
はっとして目線を上げると、そこには巨大な氷柱がそびえ立っていた。
「…これ…」
氷の柱の周辺には、まるで他のものを一切寄せ付けないといったように黒い霧が張り巡らされている。
氷の中には端正な顔立ちをした青年が人形のように眠ったまま納められていた。
その怖いくらいの美しさに、***は氷の中を見つめたまま息を呑んだ。
「…このひとは…?」

「…先々代の霧の大将、霧彦様でいらっしゃいます」
黒装束の老人は静かにそう言った。
穏やかなその声に深い悲しみが込められていることは、小学生の***でもすぐにわかった。


…的な変な妄想が浮かんだわけです!!***って誰だよ!知らん!!
Twitterでも妄想したんですけどなんか霧カスが悲劇に終わって絶望した霧彦くんが氷の中で眠って何百年かした後にカスミンに似てる小学生がどれみ的なアレで霧彦くんに楽しかった頃のことを思い出させて目覚めさせる!という展開を思いついたの。つらい

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