文芸部は比較的ユルイ部活だ。
部長の朱鳥先輩はいつの間にか来ていつの間にか帰っている。
他の部活の人が見れば怒りだしそうな適当さ。
唯一まじめにしているのが藤野 梓(ふじの あずさ)先輩。
梓先輩は七瀬さんのもう一つの部活「襲撃部」の副部長をしている。
・・・ここの人たちは一癖も二癖もある人ばかり!!

「え〜・・・とぉ、新入部員の成留と亜良。
い〜い?なんか内輪もめ等々あったらうちがはったおすからね。
・・・とくに永久!!分かった?」
 おれんじじゅうすと書かれたジュースを飲んでいた七瀬さんは
明らかにギクッとなった。
「な・・・なぜ小生に言うのだ!」

「永久が一番危なっかしいからよ。成留も亜良も
世界一かわいいのに、永久がまた清香の時みたいにいじめたら、
二人辞めちゃうでしょ?!」
「・・・考えようによってはおぬしも十分危なっかしいが。
しかもその女は誰だ!?」
「七瀬さん、朱鳥先輩の事「「アスカセンパイ」」
って呼んでたんじゃないの?いつからおぬしになったの?」
「う、うるさい!!」
「清香は永久がいじめていじめて辞めさせた1年の子なの。」

「うるさいぞそこの・・・大根!!!」

 その言葉を言った瞬間朱鳥先輩の表情がフリーズした。
・・・・・・・・・・・・・・・フリーズ。
やがて、「永久ぁ?」とやけに静かな声で言った。
七瀬さんが「ひぐぅ」といって固まった。
朱鳥先輩の手がひょろ〜っと伸びてきて
七瀬さんのほっぺを「ガシッ」と掴んだ。

「誰が大根だってぇ〜〜??!」
グニグニグニグニグニグニグニグニ
グニグニグニグニグニグニグニ。

七瀬さんは何もできずに固まってる。
おれんじじゅうすと書かれた容器から紫色の液体が覗いている。
・・・紫色っっ!?
「・・・これは小生のわくせいのジュースなのだ。」
「グレープ100%。」
「ぬぅ!?あ、梓!!なにを言っているのだ!」
「永久がいるから襲撃部が変な部活って思われるんでしょうが。
ふつーに他所の部活に居座って邪魔するだけの部活なのに。」

「・・・むぅ。」
「これ以上なんかしたら咲月に報告だからね?!」
「咲月ぶちょう!?やめてくれ!梓、そなた小生を殺す気か?!」
「ふん。せいぜい襲撃部を作った伝説の
小田咲月部長に怒られればいいのよ。」
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・。」
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