「成留ぅ〜」
「永久ぁ〜〜〜☆彡」
「……会いたかった。」
 
か、かわいい!!
永久は仲が良くなると、とことんくっついてくる。
それがうざいって怒られたって言ってたけど、
あたしは可愛いから好き!
「ねぇ、永久。」
「む?」
「淡雪ちゃんと霞深ちゃんと
どうして知りあいなの?」
「小生のオヤの墓を建ててくれたのがレンさんだったのだ。」
「レンさん?」
「 レンさんは、雨川寺の住職さんなのだ。
小生の話を聞いてくれたのだ。」
「永久…」
「それで、思ったのだ。」
  
 小生はウチュージンになると。

「えぇぇぇえええ?!どんな脈絡があったの?」
「まぁ、それは後から教えるぞ。」
 いやいやいや。めっちゃ気になるんですけど。
宇宙人がどうとかって話は個人的に
めちゃめちゃ気になるんだけど、まぁ、
永久から話してくれる時を待とう

「レンさんが、小生とあの姉妹を会わせたのだ。
“年も近いから話も合うだろう”って。
なのに、あの姉妹は…………
あなたの周りに幽霊がいると言ったのだ!!」
 あ、あぁ〜〜……(苦笑)

永久は少しぐじゅぐじゅ言ってたけど、あたしは
宥めて、部活へ一緒に行った。


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