は、はははははは……
あたしは脱力して笑う事しか出来なかった。
朋と綾華を前にしてあんなに堂々と受け答えが
出来る人を初めて見た。
「かっこいい……」
友海がほれぼれとして言った。
「あーし、霞深と淡雪と仲良くなりたい!!!」
「………そうだね。私もあの2人(朋&綾華)
嫌いなんだ。だから、水城さん達は良い人そう。」
「淡雪ちゃん、霞深ちゃん。」
「「えっと、井塚さん。……と、えと、久留間さん?」」
友海はchicken heart(チキンハート)が発動して
あたしの後ろに隠れてた。
「あの、さ。」
「「はい?」」
「きょう、一緒に帰ろう?」
2人はパチパチ瞬きして小首を傾げた。
か、かわいい……!亜良ちゃんもこんなポーズとったら
かわいさ爆発だろーな〜^m^
「「あ、のう?私たちと話したらその…」」
「いーんだ。あの人たちそろそろ挫折を味わった方がいいんだよ。」
「「ふふふ………
あ、あの。久留間さん、体調でも悪いんですか?」」
「あ、チキンハートが発動してるから、気にしなくていいよ。」
やがてニコッと笑って淡雪ちゃんが言った。
「私たち、この学校をもうちょっとで転校するんです。」
「ち、ちょっと淡雪?!」
「いいのよ、霞深。伯父さんにも許可は貰ってるわ。」
もどる