クラスは“水城姉妹親衛隊”のようなものが
男子数名で結成されてて、ちょっと
女子の雰囲気がピリピリしてる。
 「「おはようございます。」」
「あ、お、おはようございます。」
 彼女たちは朝、必ずクラスメートに挨拶をする。
その度に腰まであるツヤツヤの黒髪が
さっき洗ったばかりというようにつやを増し、
目が少し茶色く見えるのは気のせいだろうか。
でも、見れば見るほど吸いこまれそうな美貌だ。
淡雪と霞深という名前がピッタリ過ぎて、
他の名前など思いつかない。

………まぁ、あたしの名前も考えようによっちゃぁ
ピッタリ過ぎるんだけど。(笑)

もどる



 






「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -