突然の告白


10年後設定
ミルフィオーレとボンゴレは仲良しです。



ボンゴレ本部―――
そこでは張りつめた空気が漂っていた

「どういうことアル!?」

「そうですよ!お姉さん俺たちの相談も無しに」


取り乱したように言うのはドン・ボンゴレである沢田綱吉。
バンッと机をたたいたのはその妻である沢田神楽―旧姓、笹川神楽
(ちなみに妊娠6カ月目にして、いまだバカップル)


『そんなにビックリすることないじゃん。もう決めたことなんだヨ』

テーブルの向い側で優雅に紅茶を飲んでいる
笹川椎菜
足元にはスーツを着た二人の男性が伸びている。

「相手は誰なんですかお姉さん」

「そうネ!!急に何言い出すアルか



































―――――――――――結婚なんて!!!」













事のはじまりは、椎菜が任務から帰ってきたところから始まる………


*+*+*+*+*+*+*+*+

「おかえりなさいアル!お姉ちゃん」

帰ってきた姉に飛び付いた神楽はそのままギュッと姉に抱き付いた


『お腹に赤ちゃんいるんだから飛び付いちゃいけないヨ』

口ではそう言いながらも笑顔で抱きしめ頭を撫でている

「おかえりなさいお姉さん。仕事が早くて助かります」

「当然ネ!お姉ちゃんに出来ない事なんてないアル」

『いや、あるからね!?』


誇らしげに話す神楽。
可愛らしい奥さんに綱吉もデレデレだった。


「よお、椎菜今帰ったのか」

「どっから来たのこの人〜!!!」

いつの間に出現したのか綱吉たちの目の前には椎菜を抱き寄せる晋助がいた
あと10センチで唇が触れ合うくらい顔が近い

「椎菜……」

『晋助っ……』


だんだん顔が近づいて行き甘い雰囲気が流れ初め………

ドゴッ

ドサッ

椎菜の頭突きが晋助の頭にクリーンヒット
晋助は椎菜の足元に倒れている。

『この野郎、人の腰撫でまわしやがって』

無表情の椎菜が気絶をしている晋助をさらにフルボッコしている

『あ、忘れるところだった!神楽、話があるんだけどいいかナ?
綱吉君達にも聞いておいてもらいたいんだけど…』

**************

『私、結婚するネ』

「……お姉ちゃん、今何て?」

『だから、結婚』

「結婚?」

『結婚』

「血痕の間違いじゃ無いアルか?」

『おぃ、妹でも言っていいことと悪いことがあるぞ』

「相手h「僕に決まってるでしょ」

セリフを遮られ神楽は不快感を前面に押し出している

「僕の下で喘いでた椎菜とっても可愛『妄想も大概にしろ、このド変態!!!』

一発で沈めさわやかな笑顔でまたもやフルボッコ

「これが愛の鞭ってやつだね………………」

と言い残し恭弥は気絶した

『それで、何か質問はあるかナ?』

*+*+*+*+*+*+*+*+*+


そして冒頭に戻る………



『前々から考えていたことなノ。それに相手の人は神楽もよく知っている人だよ』

妹夫婦に怒られ不貞腐れていた椎菜は携帯で誰かを呼び出し始めた

『もしもし?あのね神楽が婚約者が見たいって言って…………………………え、ホント!?……………………………じゃあ待ってるね。……///わ、私も愛してるよっ…もう切るねー』

待つこと十五分…………

「十代目、」

「どうしたの隼人?」

「ミルフィオーレのボスが今すぐ対談したいと……」

「アポとってないよね」

「それが、呼び出しをされたと言っているんですが…」

綱吉の脳裏にとある考えがよぎる、

「まさかね………………」

嘘だと思いつつも、その考えを払拭することが出来ないまま綱吉はミルフィオーレのボスと対談することになった









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