当初のイメージとしてはもっと佐伯が爽やかな予定でした。サラッと慰めて、告白okか、断られても言いくるめてお付き合いすることになって、ちゅーまでしちゃって、翌日に佐伯の手が赤かった理由を知って…という流れのはずでした。なのに気が付いたら朋子さんがいた。誰やねん朋子。画面見つめながら悩んでたら急に「ともこ」が頭を過ぎったのです。その時の漢字イメージは「友子」だったんだけどそうすると「友人、友子」って紛らわしいから「朋子」に。後半朋子が出張りすぎてすごく愛着沸きました。全く縁のなかった名前なのですが。不思議。元彼の名前も何となく高田だったのです。急にこいつは高田だ、と。

佐伯はあとできっちり謝りに行くのだと思います。そういう人だと思う。まず手をあげないと思うのだけれども、それは置いておこう。で、(ちょっと語弊があるけど例えば)嫌な相手とかにも、普通に接するのだと思う。パスあげたりだとか。

高田は若気の至りも相まって最低な感じになりました。佐伯に殴られた時は意味がわかんなくてすっげー腹立つ、とか思って、翌日の体育も同じチームになっちゃって、最悪だーマジ腹立つ、うっかりを装ってボール当てたり足引っかけたりしようかなって考えたり。なのに佐伯は良い位置でパスをくれるわけですね。そこで高田は「えっ?!」ってびっくりして。一瞬の隙にボール取られそうになるんだけど、慌てて態勢立て直して、とりあえずシュート。何だアイツ俺が嫌なんじゃないのかよってわけわかんなくなりながら体育の時間を過ごす。の後で佐伯に謝られる。多分、「昨日はごめんな。後悔はしてないけど、一方的に手を上げたのはフェアじゃなかった」みたいな感じで謝ると思う。いっそ俺も殴っていいよ、みたいな。で高田は「いや…いいよ、痛かったけど…俺もごめん」ってなる。佐伯が帰ってから、考える高田。佐伯に謝られたけど、佐伯が謝る必要はあったのかなって。本当に悪いのは佐伯だけだったかって。つられて佐伯に謝ったけど、俺が本当に謝る相手は佐伯でよかったのかって。そんな時に着信音の鳴る携帯。新しい彼女からのメールで、「今日は待ち合わせどこにする?」って。さて高田が何て返すかというと、ってこんなに高田についての補足ばかり書く予定じゃなかったんです何故だ。

このあと佐伯と女の子が付き合うかはまた別の話です。とりあえずお礼とかきゅんとかを込めてお菓子を作ってプレゼントします。即付き合うとかそういうのではなくて、ちょっとずつ間が縮まればいいなーという。そういう。

◎まとめ
佐伯という名の別人ですいませんでした出直してきます。


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