豪吹G.5


屋上に上がる階段は人がほとんど来ないから、僕たちはよくそこでお昼を食べたりする。二人になりたい時にうってつけの場所なんだ。
授業を挟んだ休み時間にもたまに来る。


いまもこうして昼ご飯を食べた後に二人だけの時間が流れてる。
豪炎寺くんが壁に寄りかかりながら僕を後ろから抱きしめていて、暖かい。

僕の髪に鼻をつけたり、ぴょこっと動く僕の耳にキスしてみたり、間そんなに言葉を交わしている訳じゃないのに愛されてるなぁ//って感じる。

「……………。」
「ふふ//」

豪炎寺くん最近ね、こうしながらよく寝ちゃうんだ。
さっきより僕に重さがかかって、でも僕はこれが好きなんだ。

「豪炎寺くん、おもいよー//」

豪炎寺くんの耳がぴょこっと動いたけど、たぶん聞こえてないんだろうなぁ。
前に回されてる豪炎寺くんの腕をきゅっと握って、チャイムが鳴るまでの時間この幸せを堪能するんだ//




これこそ、こねたですね。
はじめ九尾豪吹にここまでハマるとは思ってませんでした('∀'*)
またボチボチ更新すると思います。



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