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決めたら譲らないのも、負けず嫌いなのもお互い様。でも独占欲が強いのも、本当はお互い様なんだよ?

君は人気者だから、寂しい思いをしたことだって少しはある。でもそれを忘れさせるくらい君が愛してくれるから…

「ねぇ、目みて?」

腕を緩めてくれてから顔をちょっと上げると黒い瞳と目が合って。ちゅっ、と僕からキスする。


僕は負けず嫌い

シャトルランでは負けたけど、君を好きって気持ちは他の誰にも負けない。もちろん君にもね。

「……///」

驚いて赤くなる君

不意討ちのキスは、僕の勝ちだね!
命令もそうだけど、いつもされてばかりの僕じゃないさ。

「豪炎寺くんは、僕のなんだからね。」

自信ありげに言うと、「…っふ」と笑って

「お前も俺のだ。」

あぁ、カッコいいなって思う。

「……うん。」

背中に腕を回すと、さっきみたいに豪炎寺くんの腕にも力が入る。

「いなくならないでくれよ?」

本当に心配性で、でもこれはきっと甘えてるだけ。結構甘えん坊さんなんだ。
こんな君の一面を知ってるのも僕だけ。なんだか鼻高くなっちゃうよね//
こんな時には僕からぎゅーって抱きしめてあげるんだ。

これからお互い成長しても体格や成績、僕を夢中にさせるのは君の方が上かもしれない。でもね、

「好きだよ。」

「!……俺もだ//」


君を好きな気持ちは絶対譲らないし
君への不意討ち作戦は、きっといつまでも僕の勝ちさっ!



*完

月島様に捧げます。
相互してくださり本当にありがとうございます!

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