がんばれ吹雪くん。





FFI。
デザートライオン戦の後くらい?の話。




僕は成績があんまりよくない。


っていっても通知表にアヒルはいないけど…。
将来、サッカー推薦で東京の高校に進学するなら勉学ももっと伸ばさなきゃいけない。
だから今日は恋人の豪炎寺くんに勉強を教えてもらうんだっ

まぁこれは口実で、本当は二人きりの時間がほしかっただけなんだけどね!




というわけで僕はいま豪炎寺くんの部屋にいる。


すぐ隣には豪炎寺くん
なんだがドキドキする…

だって勉強会のはずなのに何故か部屋に鍵かけるし、企んでるのが丸分かりだよ…。
そんな行動されたら期待しちゃって集中できないじゃないか



……カリカリ…――


平然とペンを進める彼


「ん?どうした?」


はわわっ
いつの間にか見つめちゃってたみたい…


しゅ、集中しないと!

「そこ、違うぞ…。」
「え?どこ?」

豪炎寺くんが問題を指差す。

もう一度解き直すけど
んー、難しいなあー…
白恋じゃこんなに進んでなかったし、都会の学校は競争率も激しいみたいで、、なんだかスゴいや…

なんてふけってたら


「そこは…。こうだ。」

と、僕を後ろから包むようなの体制で僕のノートに書き込んできた。


ふむふむ…

「わかった!……教えるの上手いね。豪炎寺せんせー」

豪炎寺くんの教えてって本当に分かりやすいなー。

でもさっきから近い//

しかも無駄にスキンシップ多くない??

おかげで僕、なんか変な気持ちになってきちゃったみたい…
これじゃ僕、変態じゃないか


「じゃあ次、これやってみろ。」

豪炎寺くんは何もしてこない。
本当は色々したいくせに…

「豪炎寺くん…。」


思いきって、肩に頭をよせて甘えてみる。
僕からの精一杯のアピールのつもりだったんだけど…


「どうした?…もう疲れたのか。……………ちょっと休憩するか。」


もーー!
しらばっくれてるけど、分かってるんだからな!


思えばこんな風に二人きりになれたのなんて一週間くらい?ぶりだ。

僕だって……その………豪炎寺くんと…えっちな事したいのに、、…我慢してたんだよ?

豪炎寺くんもそうだと思って
今日誘ったのはその意味も含めてたんだけど…。

っていうか気づいてるよね!
部屋に鍵かけてたじゃん!



だから今度はギュッと抱きついて耳元でそっと言った。

「……僕、したい。な…。」

わー!!
本当に恥ずかしい
もう言わないからな!

でも、これできっと…

「…なにを?」

僕の背中に腕を回しながら聞いてくる。

豪炎寺くんのいじわる!!
分かってるくせに!


「ん゛ーー」

と不機嫌な声を出して、さらにギューッてくっついてみるけど

「ちゃんと言わないと分からないぞ?」

だってさ…。
いじわるいじわるバカバカバカ!
うぅ、僕はこんなにアピールしてるのにー…


「………ッフ。……士郎。」

「…?…チュ…んん。」

名前を呼ばれて顔をあげたらキスされた。

角度をかえて何度も
苦しくなってうっすら口を開くと、豪炎寺くんの舌が入ってきた。


…ちゅく……ちゅぱ……。

「…っふ……んぁ。」

豪炎寺くんのキス、きもちー…//

「……はぁ…。」

離すと銀の糸が引いた。

もう一度、今度は豪炎寺くんから抱きしめられる

「吹雪。どうしたい?」

耳元で囁かれて
僕の思考はもうトロトロだ…

「……豪炎寺くんと、…えっちしたい………//」

「…よく言えました。」


僕を抱えて、ベッドに倒す。
やったー//
ついにその気になってくれたんだね。

でもなんだか色々丸められた気がする…

まあいいや。


次にくる甘い時間をそっと待った。





――――――――――――――――


続きはウェブで
的な感じですん\(^^)/笑


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