吹雪の知らない話





シャワーを浴び疲れた体を引きずって一緒にベッドに倒れる。今日の練習は本当にきつかった。

『ふぁあ…、今日は疲れたね。』

隣に横になる吹雪は眠そうな目で話す。

『でも今日は君とペアだったから//』

『えへへ』と微笑み俺の胸に擦り寄る吹雪の頬に手を添え持ち上げれば、トロンとした瞳と会い自然に唇が重なる。

初めは優しく啄むように

『…ん…っんぁ…チュッ…』

次第に激しく

『んんーッ…クチュッ……ふぁ…っん…っん…』

角度を変えて何度も、吹雪に覆い被さる体制をとる。貪るように口内を犯されて吹雪の呼吸が荒くなっていく。
チュパッチュパッと吸えばそれに答えようと懸命に舌を絡ませてくる。吹雪の口端からはどちらともつかない二人分の唾液が伝い落ちる。

『…っん…ッア…ぢゅる…んん…』

さすがに苦しくなったのか胸をトントン叩いてくる。ちゅぱっと唇を離すとはぁはぁと頬を染め上げ何か言いたそうな表情を見せてくる。

「苦しい?」

無意識に擦り合わせていた吹雪の膝を割って中心を優しく上からさするとビクッと反応を示す。

「ふぶき」

吹雪は耳が弱い。
わざと音を立てて舐め上げると、もう耐えられないと言うようにふるふると首を振る。

「…もっと……。」

「……ん?」

「もっと、もっと触ってほしい…//」

恥じらう表情を隠そうと俺の首に腕を回し肩口に顔を埋めてくる。俺は吹雪の期待に応えるようにそっと下着の中に手を滑り込ませた…。





……………――


「…というゲームを目金が作っていたぞ。」


なん、だと…。

「めがねぇええええ!」


もちろん周りの奴らの手に渡る前に破壊させてもらった。
吹雪は俺が守る…!





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