▼ 僕の豪炎寺くん2
代表ユニフォームの上とソックスを残し、ズボンと下着だけ脱いだ状態の吹雪とTシャツとジャージのズボンを膝まで脱がされた状態の俺。
「…ん、ふぁ……っひ…」
俺の上に跨がって、俺のと自分のを手で握って擦ったり、押し付けるように上下に体を揺すったり…
正直すごくそそられる。
戸惑っていた俺だが、徐々に快楽に流されつつある。まぁ最初こそ止めようと思ったが、吹雪頑張ってるしな…
自慰もしたことないのに何となくではあるが俺のテクニックをよく真似てると思う。"何となく"だけどな。
サッカーでもそうだがFWもDFもやってるだけあって、ひとつのことをやり遂げようとする集中力は俺よりも上かもしれない…。
普段がDF面ならこれは吹雪のFW面なのかもな。
「…っは…ごう、えんじ、くん…はぁ…」
行為に夢中になっていた吹雪がふいに話しかけてきた。限界が近いようで息もさっきより荒く瞳も焦点が定まっておらず、開いた口からは一筋の唾液が伝っている。
吹雪としてはただ見つめているだけかもしれないが、見つめられた方はたまったもんじゃない。
「……ん?」
平然を装い返事を返す。
まぎらわしていたが、普段見せない積極性を感じさせられて俺もだいぶ高まっている。
そんな時に可愛く
「…きも、ち…っぁ…いい……?」
なんて小首を傾げて聞かれて、俺の自身には相当クる。
かわい過ぎだろ…。
「っ…ああ。」
もうこのまま身を委ねようかと思った。
が、不安そうな吹雪の表情がよぎり、やはり聞いてみようと思う。