豪吹



豪炎寺くんはキスがスゴく上手い。抱きついて上目遣いでねだるとすぐに唇が重なった。ふふ、甘いよね。

「ん、……豪炎寺くん…。」
「吹雪、舌出して。」
「……こお?…ふぁっ…」

ちろっと出した舌だけ食まれた。チュパっと何度も吸い付かれる度に快楽が身体を駆け抜ける。
つい最近まで触れるだけのキスだったのに、いつのまにか深いものにもなってた。最初は触れるだけでも十分でスゴく恥ずかしかったのに、一度深い所までいくと刺激が欲しくなるっていうか…。

「…ぁ…チュパ……んん、んぁ…」
「クチュッ…チュ……ん…っ…」

たまらずに僕からも舌を動かして豪炎寺くんのに合わせる。くちゅくちゅ鳴る音に身が震えて……すごく、気持ちいい…。

「…チュッ……っはぁ…ごー、えんじくん…」

キスだけのつもりだったのに豪炎寺くんが上手いから変な気分になっちゃった。

「吹雪、いいか?」
「…うん。」

目が合うと気持ちが通じたのか豪炎寺くんが僕の腰を支えてベッドにゆっくり倒していく。豪炎寺くんの背中に腕を回すと、すごく暖かい。

本当に、豪炎寺くん大好き。







「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -