暫くしてまた日常生活に戻った。
適当に学校行って帰ってきて夜になったらガンツに呼ばれて転送していった。
「今度のターゲットは星人っスよね?」
「多分な」
そんな桜井と坂田の会話を期にミッションが始まりターゲットが表示される。
『………!!』
ターゲットは彼奴だった。
一瞬、強張るけどミッションなら殺らない訳にはいかない。
「また人間!?」
「……此の顔は……」
「知ッているの?」
「音無……」
『……先に行ッてるね』
「朔夜ッ!!」
上から鈴木,和泉,レイカ,玄野,私,西の順で口々に言う。
「前回と良い今回のミッションと良い、一体誰なんスか、コイツ」
「……音無の元彼だ……」
「え!? 居たんスか、彼氏」
「何で和泉が知ってんだよ」
「音無が俺に言っていた。音無曰く、俺の雰囲気がコイツと似ているらしい」
会ったことのある俺でも確かにと思った。
* * * * *
転送されて早々にステルスを掛けた。
念の為、ガンツソードも所持している。
流石にXガンだけじゃ荷が重いし……。
あ、彼奴だ。
隣には其の友達も居る。
実を言うと私も友達だった。
ステルス解いてXガンを構え引き金を引こうとしたら彼奴が此方を向いた。
「音無、何だよ其の格好。コスプレか?」
「久し振りだな、音無。って何コレ……」
友達にXガンを奪われた。
『待ッて、其れはッッ!!』
ギョーン。
と鳴り、私は撃たれた。
ドロリとスーツから液体が流れた。
スーツの機能が無くなった。
「ヤバくね!? 此れ!!」
「貸せ」
彼奴が隣の友達からXガンを奪った。
故に私からまた奪っていく………。
そして、私に狙いを定めた。
ギョーン。
暫くして私の左腕が弾けた。
血の量がハンパない。
私はとりあえず、其の場から逃げた。
* * * *
音無が先に行って暫く経つと俺達も転送された。
おっちゃんやレイカや桜井と坂田達は音無を探し俺と和泉と西でターゲットを殺ることにした。