1
採点が始まり最初に表示されたのは、超能力使いのグラサンだった。

アホの、、、 11てん
TOTAL11てん
あと89てんでおわり

中々やるじゃん。
と心ン中で思った。


くろののファン1号 0てん
くろのにみとれすぎ


「此れッうそッうそだからッ//!!」

『真っ赤な顔で言われても説得力無い』

「………//」


いなかっぺ大将 5てん
TOTAL5てん
あと95てんでおわり

チェリー 9てん
TOTAL9てん
あと91でおわり

ハゲ 5てん
TOTAL5てん
あと95てんでおわり

ホイホイ 0てん
やる気は感じるのだが
和泉につきまといすぎ

稲葉 0てん
カッコつけすぎ
影うすい

和泉くん 16てん
TOTAL16
あと84てんでおわり


0点のやつも居れば其れなりに点を稼いだ奴も居た。
暫くはコイツらとミッションをやるだろうと思った。

あ、私だ。


美少女 65てん
TOTAL112てん
100点めにゅ〜から選んで下ちい


「100点めにゅ〜ってなんスか?」

「画面が切り替わる……」


100点めにゅ〜
1 記憶消されて解放される
2 より強力な武器を手に入れる
3 MEMORYの中から好きな人間を1人だけ再生出来る


「音無さんは頑張ッたんだから1の方が良いんじゃ無いかなぁ?」

「……音無」

『……3』


1を進めるオッサンだけど其れを無視して3を選んだ。
玄野は私がしようとすることに察したようだ。

ガンツがMEMORYを表示する。
私は迷わず“彼”をお願いした。


「…………は? 俺は、死んだのか?」

「ああ」

「玄野? お前か?」

「いや、俺じゃなくて」

「………?」

『………』

「……朔夜?」

『……またお話しようね』

「は? ……そうだな」


私は会えた喜びから“彼”に抱き付いた。
当然ながら抱き付かれると思っていなかったのか僅かによろめいたが抱き付いた相手が私だと分かれば優しく抱き止めてくれた。

小島多恵という彼女が居る玄野が複雑そうに私達を見てレイカ(だと思う)が玄野を見ていたなんて知るよしも無い。


そして採点の続き。

くろの 58てん
TOTAL58てん
あと42てんでおわり


『スゴいじゃん、玄野』

「え、あ、有り難う」

「朔夜、」

『何?』

「今日、朔夜ン家行ッて良い?」

『良いよ。あと、玄野、多分ミッションの無い間も集まッて情報交換しに行けないかも』

「あー…うん、分かった」



何か元気無さそうなんだけど。
でも其れ知ったところで私に何が出来るんだろうか。

其れに私は只のクラスメイトで友達なだけだからそーいうのは彼女である小島多恵に任せる方が良いんじゃ無いかと思う。


今回は此れで終わり。
皆、其々の帰路に着いた。


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bkm
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