玄野が戻ッてきてくれた。
ラスボスも玄野が倒して終わった。
部屋に戻れる。
と思ったら、黒い服の奴等が此方に来る。
『玄野、大丈夫だから先に行ッてて』
「音無!?」
『ガンツ、転送して』
音無の声に反応し俺は部屋に戻った。
あの黒服の奴等……
スーツを壊した。
ッてことは機能性に気付いてる……。
「おッ、女が居る!!」
近付く黒服の1人を凪ぎ払ッたが交わされた。
『和泉、』
「なんだ」
『共闘する?』
「……」
『無言は肯定ねー』
笑って言う音無もガンツソードを持っていて斬り掛かる。
俺も転送されていくのが分かった。
「ちッ」
結局、私が残るんだね。
あはは……。
嫌だなぁ。
まだ奪われたものも返して貰ってないし大事なものもいつ盗られるか分からないから盗られる前に見つけないと行けないのに……。
「どうした、来いよ」
『面倒だ……。本当に』
私も転送が始まりオッサンを連れて走る。
兎に角走ってたら部屋に着いた。
* * * * *
「玄野君、私は生きてんの?」
「うん。良かった……ッて音無は?」
ジジッとガンツから転送された音無。
『………』
「音無……」
『玄野?』
「大丈夫かよ」
『うん。有り難う』
音無が無事に戻ッて来れた。
あれ?
俺には多恵ちゃんが居るのに何故か音無が気になってしょうがない。
あ、採点が始まッた。