あの後、家に連れてきたのは良いけど色んなものに興味抱いていた。
「此れが朔夜の部屋?」
『うん』
「赤と黒で統一されてンじゃん」
『パンク好きだから。で、何で2つトリガーがあるの?』
「ロックオン出来るから」
『ふぅん』
「ってかスーツ持って来たんだ?」
『事前に着ようかなと』
「へぇ。で、DVDは?」
『此れ!! 見てみる?』
「朔夜が良いなら見ようぜ」
早速、DVDをセットする。
血が噴水のように吹き出たり頭とか目玉がどっかに行ったり皮が剥がれちゃったり等、凄惨で極まりない映像だった。
でも趣味が合って良かった。
“彼奴”は私は気味悪がった。
でも気味悪がったのにも関わらずしつこく言ってきた。
“彼奴”も周りの奴等も。
『どう?』
「超面白いンだけど」
『今日は泊まっていけば?』
「そーする」
気に入ったのなら良いかな。
玄野に一枚貸して“彼奴”は借りパクされた。
大事なものを盗られた。
実際は他にも盗られたけど。
因みに一緒に寝ました。
何か問題でも?
玄野とは絶対一緒に寝たくない。
変態だし(笑)
それに玄野は恋愛対象にならないし。
友達だけで良いと思う。