光と闇
雨音を耳にし 貴方を憶う
貴方はこの音(ね)に 何を見るや
私は見えぬ 闇の中哉

貴方の光を羨み 憧れ
腕を伸ばして その先は
何も届かぬ 闇の中哉

貴方にいくら 焦がれても
私は闇の内 貴方は光
眩し過ぎる その御身
瞳を閉じて 憶うのみ

――――――――――――

雨が降って来たよ
この雨に 貴方なら詩を付けられる
でも私にその才は無いから。

貴方の生に 憧れを
貴方の志に 羨みを
私に真似が 出来ない事よ
だって貴方は光の人だ

私は光に触れられない
勇気の無さか
それとも定め?
理由は数あれ 私は闇の人
貴方の笑顔が眩しくて
ゆっくりと瞳を閉じるの
 ゆっくりと


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