酒傾けん
君 立ち去りし 彼の坐を眺めつ
吾再び 酒傾けん
袂を分かつ その志
往く先は はたして光か闇か

君 眩れぬは やはり恨み故
吾は再び 酒傾けん
違えた志 交わすは刃
憶い出彼方に 明暗決さぬ

君 憶い出と共 彼方に還り
吾再び 酒傾けん
消えた光の数々を
吾の往く道 未だ暗忽なり


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