苦痛に貌を 歪めながらも
その足取りは 力強く
徃く途の先 昏くとも
その歩み 停まる事無く
人は君を 英雄 と呼ぶが
我には そうとも思えない
人は君を 神 と崇めたがるが
我にその気は更々無い
その刹那を往きつつも
足跡 深く刻めば好い

我はその先の 闇を知る者
何も出来ずに 唯々見守るだけの者
悔しさを噛み締めて 唯々見守るだけの者
苦痛に顔を 歪めながらも


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