正直者の嘘 (7/7頁)
「ぃ…ああ゛ぁああア!!ぅぐっ!!」
ふわり、と持ち上げられたと思った瞬間、内臓を押し上げるように、奥の奥まで雪男でいっぱいになる。
こんな、奥まで、掻き混ぜられたことない。
知らずのうちにカタカタと体が震える。
雪男が支えてくれている以外では、縛られたままの両手と、繋がっている場所だけしか自分でバランスを取ることができない。
奇妙な浮遊感に、しがみ付くように、雪男の首に回した腕に力を込める。
「ああぁぐ!!、ぁ、かはっ!あ、う!」
ぐいっと強い力で体を浮かされると、ずんっ、とまた最奥を突かれ、それを何度も繰り返えされる。
何度目かで、眼の前が真っ白になって、体中が痙攣した。
「あうぁあア!!っあ゛!!ゆ、き…!動か、っやぁああ!!」
射精している最中も、ずくずくと奥を突かれて、意識が何度も飛びそうになる。
キンッ、と耳鳴りがして、快感を通り越して苦しい。
「あぐっ!や、あ、あ、あっ」
突かれるたび、雪男の動きに合わせて漏れるように精液がだらだらと出る。
突かれるたびに何度も絶頂に達しているような感覚。
「奥、気持ちいい?」
「あうう…!っは、あ」
今度はピストンを止め、腰を回すようにぐりぐりと奥を捏ねくり回されて、だらしなく閉じられない口元からぼたぼたと唾液が零れる。
「あぁあ、う、ンあぁ」
「ふふ。はしたない声だね。」
雪男の言葉に、羞恥と情けなさがこみ上げて、だがそれすら快感に流される。
涙が出るけど、悔しいからなのか、気持ちいいからなのか、自分でももうわからなかった。
「そんな気持ちいいんだ?腰揺れてるよ。」
雪男のひどい言葉にも、自分でコントロールできなくなった体が、ぎゅうと雪男のものを締めつけるのが分かった。
――ひどい、ひどい。
「あっ…ゆ、ゆきぃ、っふぁ!あ、も…っ!」
「うん、一緒にイこう?」
「お、くっ……ぅあああぁぁぁああア!!!」
前立腺を擦りながら、奥を突かれ、指でも雪男のものでも届かないところまで、雪男の熱い精液をかけられて、体中に痺れるような快感が走った。
強烈すぎる快感に、きつく閉じた目蓋の裏がチカチカして真っ白になっていく。
きっと、一番ひどいのは自分だ。
そして、俺は意識を手放した。
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長かった!お待たせしました!
さて、この次の日は本格的なおしおきです、
雪ちゃんは燐に何をプレゼントするのでしょうか。うふふ。
そして次回も志摩燐シーン入ります!
さらにきちくです!(おーい)
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