恋は盲目2 | ナノ


恋は盲目(2/2頁)

「そのまま腰浮かしててね。」

腰に抱きつくような格好で、左手で腰を支えたまま、右手の中指と人差し指を一度口に含んで後孔に触れさせる。

きゅ、と反応して収縮するソコをぬるぬると撫でて、つぷりと1本だけ指を差し込んだ。

「っあ…、っ」

昨日も繋がっていたから、後孔は締めつけながらも難なく指を飲み込んでいく。

「は、ぁ、あぅ」

頭にしがみ付かれて、折角可愛い顔を見たいのに見れなくて。
代わりに目の前で紅く色付く、ぷくりと立ち上がった乳首を口に含んだ。

「ふぁ、ぅんン…!」

ぐちゅりと2本目の指も差し込んで、前立腺をコリコリと引っ掻けば、びくびくと腰が跳ねる。

「明るいから凄くよく見えるね。」

「っあ…――ッ、や、っアぁぅ!!」

羞恥を煽るようにそう言って、でも逃がさないようにイイ所ばっかりを責め立てて。


「ねぇ、兄さん…。自分で、挿れて?」

「っへ…?……!!!」

数秒遅れで理解した兄さんは、ぶんぶんと首を横に振る。

「…へー、ふーん。『お前は動かなくていい』って言ったよね…?」

「そ、れは…っ」

指を抜き、双丘に挟むようにして孔に自身を宛がうと、腰を支えていた腕を離した。











「っあ!…っ」

雪男の手が離された瞬間、僅かに沈んだ体が、少しだけ雪男を飲み込む。

「腰、落として…?」

「はぁっ、ぁ…っン、ん、ん、」

少し躊躇った後で、じりじりと腰を下げていく。

足の力を抜けば、雪男が入り込んでくる。

自分で飲み込んでいるということが、恥ずかしくてたまらない。

「っンぁ、っうあッ」

乳首をキツく吸われて、腰から力が抜けて、ずずっと楔を半分以上一気に飲み込んでしまった。

「は、う、っ…ひ、ど…」

「ごめんごめん、気持ちいいかと思って。」

ゆさゆさと前後に緩く腰を揺すられて、思わず雪男の首に手を回してしがみつく。

「あっ、あ、っう、ごかな、…っで…」

「気持ちよくない…?こっち、こんなになってるけど…」

今度は自身の裏筋をなぞられて、先端をぬるぬると撫でられて、また足から力が抜けた。

「あうぅ、っ」

「ほら、もうちょっとだよ…?」耳元で優しく言われて、ぬるりと耳の孔に舌を突っ込まれて、ぞくぞくと背筋を快感が駆けあがった。

「ッぁア―――!!!」

力が抜けた瞬間、下から思いっきり突きあげられて、瞼の裏がチカチカした。

チャイムの音が鳴って、雪男が小さく笑った。

「授業始まっちゃったね。声、頑張って抑えてね?」

「あっ…ふ、ぅんン――!!」

次に口から零れた声は、雪男の口へと飲み込まれた。













「あかん、ごっつい眠い〜…」

次古典?ありえへん。

満腹感に満たされながら、もうすぐ5限目が始まるというところで、屋上へと続く階段を登っていた。

微かに人の声が聞こえた気がしたけど、屋上には鍵がかかっているわけだし、と思って屋上の手前にある広い踊り場に、ごろんと寝転がる。

そしてチャイムが鳴った瞬間、悲鳴みたいな声が、微かに聞こえた。

「…え?」

確かに、屋上からだった。

いやいや鍵が…と思いながらもそっと屋上の入り口の扉に手をかける。

そっと回せば、その扉は開いた。

「んっ、ん、ぅ、っン」


(うわ、誰や!学校でヤっとるなん、)

思わず口に手を当てて、声を殺す。

「ぅぅン、ふぅ、ぅ」

(…あかん、気になる。誰や、知ってる子ぉかな。ていうか男も誰や。)

声の方向からして、これ以上扉を開けばバレるかもしれない。

(そぉ〜っと、そーっと、…)

慎重に隙間から覗くと、ずらした制服に跨る揺れる白い足が見えた。

(騎乗位キター!!誰や誰や〜!?……って、あれ?)

「んっ、んっ、ん、も、ぉ、っ」

ぐちぐちと卑猥な音も聞こえて、思わず下半身に熱が溜まり始める。

(あれ?この声、)

「ゆき、ゅき、ィ…」

「ふふ、イきそう?兄さん」

ここからでは見えなかった男の方の声も、はっきりと聞こえた。

いや、女だと思っていた方も、男だったわけだが――

(奥村くんと、若先生…!?)

「ンっ、ん、はぅ、ぁ、だ、だめ…こえっ、」

「うん。大丈夫、キスしててあげる…」

腰に添えられていただけの手が、がしりと細い腰を掴んだ。

「んぅ…っん、ン!!ぅんン――!!」

塞がれたような嬌声が聞こえて、細腰を揺さぶる腕と、跨っている足がびくびくと震えるのが見えた。

(あか、ん…!!)

思わずその場から逃げるように走り出す。


「き、き、きぶん悪いんで休ませてくださいぃぃぃ!!!」

全速力で保健室までたどり着くと、めちゃくそ元気な声を出して布団に潜り込む。

「志摩くん、サボり?名前くらい書いてね、…ってあれ?ホントに顔赤いわね。熱測ろうか。」

優しい先生の声に、涙が出そうになった。


反応してしまった自身は、なぜか治まりそうにない。



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Aki様・楓 様、リクエストありがとうございました!!

Aki様リクの『嫉妬→誘い受けぷれい』+楓様リクの『青姦ぷれい→目撃』で書かせていただきました!!

初の誘い受け(になってたでしょうか!?)と初の青姦です!(笑)

雪男は志摩が覗いてること実は気付いてそうですねw

萌えリクありがとうございました!!






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