◎ キスキスキス(2/2頁)
「あっ…ンぅぁ…ゆき、っあ…」
ボディーソープのぬめりを借りて、後孔に指を差し込めば、久しぶりの侵入に、きゅう、と入り口にキツく拒まれた。
「もう1週間以上、シてないもんね…。兄さんのココ、ぎゅうぎゅうになってる。」
「う゛ー…そんな、ことっ…ぁ、言う、なっ!」
恥ずかしがる兄さんが可愛くて、狭い内壁を掻き分けるようにして奥へと進ませる。
「っあア…!や、ぁう…!あ、あっ、」
ぴくんっと肩を震わせて背を反らせるその反応に、ソコばかりをぐちぐちと弄っていれば、兄さんを挟むようにしていた膝に爪を立てられた。
「悪い子だなぁ…」
「…っっ、へぁぁ…んン…っ」
兄さんは耳の中が弱いらしく、奥まで蹂躙するように舌を突っ込めば、ふにゃふにゃと力が抜ける。
「兄さん、ここに手、ついて…?」
鏡の前の、タイルが少し出張ったところに手をつかせると、後孔に埋めていた2本の指を引き抜く。
2本じゃまだ少ないけど、これだけぐずぐずに解けていれば大丈夫だろう。
そんなことを冷静に考えながら、本当はこれ以上我慢できそうになかった。
ボディーソープを自身に垂らし、ぴとりと後孔に猛った自身を押しあてると、ひくんっと入り口が収縮した。
「兄さん…キツいかもだけど…我慢してくれる…?」
「っああぁぁア…!!」
ずず、と押しいれらる熱が苦しいのか、兄さんの瞳からはぽろぽろと涙が落ちる。
それを鏡越しで見ながら、それでも興奮を抑えられなかった。
「ごめんっ、は、っごめ、兄さ…ッ」
「あ、っあ、あぅ…!…ッゆき…、き、きす…っあ、」
あまりにも可愛らしい懇願に、思わず律動を止める。
覆い隠すように紅く色づいた唇にむさぼり付いて、兄さんの左足を引き上げてぐるりと向かい合わせにさせる。
「んン――ぅ!!」
内壁に埋めたまま回転させたからか、擦れた内壁にびくびくと体を震わせる。
その足を肩にかけ、不安定の態勢のまま、兄さんを揺さぶった。
「んっ、ん、ンぅ…っ」
鳴き声すら全部のみ込むように口づけて。
応えてくれるように伸ばされた舌に吸いついた。
「にい、さ…、っ」
「あ、あっ、ゆ…きぃ…っあぁあア…!!」
がくがくと体中が痙攣して、僕のモノを飲み込んでいる内壁がきゅうきゅうと締まった。
「っく…、」
最奥で熱を吐き出すと、兄さんの身体を力いっぱい抱きしめる。
「は、はっ、兄さん…にいさん…」
「はふ…ぁ…」
ちゅ、ちゅ、と顔中に口づけを落としていれば、兄さんがくすぐったそうに笑った。
「ゆきお……んっ、」
ゆっくりと中から引き抜くと、兄さんの身体から力が抜ける。
その体を支えるように抱きとめて、ゆっくりとシャワーを当てた。
泡を流しきると、二人で湯船に浸かる。
後ろから抱きしめるようにして首筋にキスを落とせば、また兄さんが笑った。
「雪男って、キスするの、好きだよな。」
眠たそうな声だ。
ふわふわと夢うつつの間みたいな。
「うん。兄さんは嫌い?」
そう聞きながら、今度は耳のうしろにキスをする。
「ううん、…きもちぃから、すき。」
「ふふ、かわいいね、兄さん。」
こてん、と眠ってしまった兄さんの髪に、また恭しく口づけを。
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ゆきみ様、丸でん。様、リクエストありがとうございました!!!
丸でん。様のちゅっちゅな雰囲気で、ゆきみ様リクのお風呂プレイにしてみました☆
いかがでしたでしょうか〜(*^o^*)
あまり言葉責めが出せなくてすみません…!
これからも雪燐始め、燐受けを愛し続けますっ♪
リクエスト、ありがとうございました!
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