とある夜のヒトコマ



とある部屋の一室。その部屋には事中独特の匂いと音が充満、響いていた。

その行為ももう終盤に差し掛かろうとしているのか、押し倒されている紅い瞳の少年は押し倒している少年に最後の高みへ行かせて貰おうとおねだりしている。

 
「ひゃ、んっ、かみーゆ、も、イかせて‥っ、かみーゆ、っ、んっ!!」  
 
シンのおねだりに、カミーユは頷き腰をぐいっと落とし、その少年の反応を見守る。

「シン、気持ち良いか?ほら、凄いぐちゅぐちゅ音鳴ってるだろ?、凄い締め付けだ‥。」

「んっ、ぁっ、かみーゆ、も、イかせて‥っ!、も、やっ、ぁ!」



「仕方ないな、ほら、イくぞ。沢山気持ち良くなれよな。」

カミーユの腰の動きは先程とは比べられないぐらい激しくなり、シンの前立腺を刺激する。  

「かみーゆ、っ!、も、っイッ、くっ、ぁあっ!!」

カミーユの動きに逢わせ、シンの身体は徐々に絶頂の高みに昇り、カミーユがぐいと置くを突いた同時にシンの自身からは大量の白い液が跳び散り辺りを汚しながら、カミーユの自身を強く締め付ける。

その刺激にカミーユは小さく呻いた。

「うっ、俺もイきそ、出す‥っ、!」

カミーユはシンの中に己の欲望をドクドクと吐き出した。

「かみーゆ、かみーゆ、」

ぜえはぁと二人で呼吸を整えているとシンがカミーユの名を呼ぶ。

「どうした、シン?」

シンは笑顔を浮かべて、

「気持ち良かった、カミーユ。‥‥っ!?」

シンの言葉にカミーユの自身はすぐに反応を示し。  

「悪い、シン。もう一回。」
 
「はいはい、カミーユが満足するまで付き合うよ。‥、それに俺もしたいし‥。」


夜の秘め事。

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