我慢できない




ああああ!また違うた!
そこはちゃうやろ!

多分こうやで!

ここは辞書つこて調べてええらしいよ…





今日は志摩の部屋に勉強の為に来ている…
だけどこれじゃあ勉強になんねぇよ…


「もう…、無理…」
「なんや奥村君諦めるんかいな?」
「…違う…」
「え?」


俺は軽く志摩の肩を押してベッドまで誘導した。
そして制止の声も聞かずそのまま押し倒して馬乗りになる。


「好きな奴が隣にいて我慢できるわけないだろ…」
「ちょ!奥村君!」
「だからさ、決めたんだ…」
「奥村君!」


まだ言葉を発する唇を軽く吸い上げ、緩やかに微笑む。


次は保健の勉強だよな…?







(…ほんま親父くさいわ…)(う、うるさいな!!)(でも嫌いとちゃいますよ?)(……)



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