「──ね、もうこんなことしちゃだめだよ?…うん、おにいさんとの
お約束、ね」




シーク

ティーカップ / ♂ / 23y


 ゆるゆるふわふわお気楽さん。行動も口調もゆるやかで、なんか気の抜けちゃうような人。見た目は芯のある人に見えるのに、気づいたらゆらゆらりんって目の前にいたり向こうにいたり、あっちこっち。今まで話したことがなくてもふと話しかけてくるので大丈夫。でも会話は途中でも切っちゃったりするから要注意、大事なことは紙に書いて渡しておこう。
 ふわふわしてるから何してもいいか、って言われたら別。喧嘩してるのは好きじゃないし、だいすきなティーカップを汚されたら…泣いちゃう。なんでよ、なんで汚すんだよ〜〜、って気持ちが爆発して涙がぽろぽろ。怒るとかそんな概念ない人。

 少しだけ空気を含んでふんわり膨らんだ髪は白茶色。細くてさらっとしてるらしい、触るとわかる。眠たそうにも細めてるようにも見える瞳は紅赤色。なんか奥が見えなくてちょっと…ね、。唇は薄めでほんのり口角上がってる、楽しそう。
 雰囲気に反してぴたりと密着するような紺のタートルネックに膝丈の薄手黒カーディガン。スキニーパンツと意外ときっちりしてる。お気に入りはカーディガンだけがかっこよくゆらゆらするのがいいんだってさ。あとは腕時計を左手に、白の手袋をぴたり。なんかこう、つける時や外す時の仕草かっこいい!って思ってるらしい。実際やるとぐちゃぐちゃのわたわただけど。

 ティーカップに注いだ紅茶を飲み干せば、治したい相手の傷が無くなる。痛みとかは残るけど傷は無くなるらしい、治して欲しい人は一度そのティーカップに触れること。その傷が紅茶に移って、彼に移るんだって。…その移った傷はどうなるのか?──さあ、どうだろう。

 一人称はおにいさん、ぼく。たまあにおれって言っちゃうらしい。聞けたらレアかも。二人称はきみ、○○さん。
 ティーカップだからって紅茶謙遜とかは特になく、お菓子ばくばくつまむし紅茶いっぱい飲む。紅茶とおかしでつくられてるのような男。こう見えて主さまの付き人らしい。理由や経緯とかは本人に聞いたら教えてくれる、んじゃないかな。何かと不思議なひとかも。





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