「 不老って、どういうことか分かる?――死ぬ準備がいつもできてないってことなの。それって本当に幸せなのかしら 」

  クミコ / 見た目年齢: 16y / ♀

  話しかけられてもにこにこしているだけの枸杞子の女の子。引っ込み思案なのかなあと思いきや、あなたとはお話ししようとは思えないわ……という謎の高貴さからくる態度である。書面を通してご連絡あそばせ。信頼している人を通してなら対面でも会話してくれるし、信頼している人となら普通に話す。自ら行動を起こすことは少なく、聞き役に徹することが多いが、意見を求められればきっぱりと答える。好き嫌いははっきりしていて、おっとりしているように見えて判断が素早い。理屈よりも感覚。「 クミのハートが言ってるんだもの、安心して実行なさい/それはやめておいた方がいいわ…… 」などと助言してくれるかもしれない。言っていることが二転三転するかもしれないが、「 クミの考えも日々アップデートしてるんだから、一番新しいクミが正しいクミなの 」とのこと。

  マゼンタともカーマインとも見える、目が覚めるような色の髪は胸を覆う長さまで伸ばしてある。前髪は眉を越す長さ。結ぶのが得意ではないので、白いカチューシャや金のヘアピンをつけただけでよく満足している。本当はハーフツインにしたいらしい。瞳は薄い茶、人形のようにぱちっと開くまつ毛、垂れ目。視力はかなり良い。笑うとえくぼができて、それが自分でもかわいいと思っている。ペールグリーンのセーラー服を着用。襟と袖とボタンは白、襟と袖には水色のラインが一本ずつ。胸元には赤いリボン。同じペールグリーンのプリーツスカート、膝上丈。夏は白または黒のハイソックス、冬は黒タイツを履く。靴は茶色いローファー。冬はアイボリーのセーターを重ねることもある。他の服も持っているらしいが、大切な人とのデートの時でないと着ない。ちょっとやそっとのお出かけなら、セーラー服のまま行く。身長166糎。痩せているが、肉感的。

  クミコが触れたものは大人しくなる。花に触れると花が項垂れる。言うことを聞かなかったテレビも機嫌を直す。興奮状態にあった人間は一旦落ち着く。頭を撫でると格別に効くらしい。

  第三陣営。一人称はあたし、またはクミ。二人称はあなた、または呼び捨てかあだ名。主様にまでタメ口をきくが、なんだかんだ許されている、のかもしれない。肝の据わり方に謎の貫禄があるので、不老不死なのでは?という噂が立っているが、真相は如何に。好物は生のライチ。髪は結べないし料理はできないし掃除もやったことないし、放っておくとウジ湧いて死にそうなほど生活力がゼロなので、この世で最も信頼を寄せているキョウコちゃんがいないと生きていけない。部屋の掃除はルンバにお任せ。片付けとか面倒くさいので最初から部屋に物がない。どこから運んだのか見当もつかない、4人くらい寝転べそうな大きな天蓋付きベッドが中心にドン、あとは空いたスペースにドレッサーとクローゼット、それだけ。/more
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