「君はついてるよ。…あぁ、これは憑いてるじゃなくて…ふふ」




月見里 千波 ( やまなしちなみ )

月ヶ瀬紅茶 / ♂ / 17y


 ちょっとぽんやりした、無口なひと。全くしゃべらないわけではないけど、自ら話しかけることは少なめ。ゆったりとした口調。いつもぽやっと色んなとこを彷徨いてる。けれど、突如じっと見つめてきては急に流暢に語り出す、なんてこともあったり。人に寄り添う為に見つめていたのではなく、自分自身に興味があるものを見つけた為に眺めていただけ、だそう。これらのせいか、周りからは変人というレッテルを貼られている。本人は全くもって気にしていない、し、そもそもそれも知らないかも。

 はねっけのないしっとりめの黒髪。ぱらりとしてる。前髪は左に流して、左横髪はかなり長めのアシメに。アシメ部分は何かしらで結んでおり、そのアレンジはいつも妹に尋ねているそう。手先が器用で、妹の髪型も毎回千波が結んでいる。後髪は頭の形に沿ってなめらかに流れ、長さはほどほど。ゆるく垂れた、ぱちりとした丸い瞳。右目が紫で、左目が赤のオッドアイである。よく細めている。顔は整っているが、イケメンというか、見つめているときゅんとする顔。一見ショートの美人お姉さんに見えなくもない。
 服装は学ラン。細身ですらりとしたスタイルなため、裾はすとんと落ちがち。ボタンはきっちりとめているが、暑いときは全部外してだらんと開けていることも。夏場はシャツの中にタートルネックインナー。暑苦しいぜ。靴はローファー。左手に腕時計と髪ゴムを複数つけている。身長は175cm。

 手を叩いたら魔法陣が現れ、それがシールドとなる。複数生成可能で、上限は不明。とりあえず四方向は守れるはず。手を叩いた後、そのまま手を広げると跳ね返すことができるようになる。連続で三回まで跳ね返し可能で、その後は壊れてしまうのでまた貼り直す必要がある。
 妹と同時に手を叩くと、どこかで不可思議な現象が必ず起こる。

 一人称は僕。二人称は名前にさん付け。妹のみ呼び捨てで、仲の良い男子であればあだ名で呼ぶかもしれない。
 変なもの ── 所謂怪異やら怪奇現象、不可思議な現象を見ると途端に興奮して喋りだす。それはもう軽やかでハイスピードな語彙が溢れんばかりに。声を荒らげて話すときは相当珍しい。
 いつもたおやかな所作で薄ら笑みを浮かべている。女性らしい仕草が多い。何があっても崩れることはなくて、周りからしたら感情の変化が読み取りにくい。けれど妹には5分おきにLINEを送ったり、懐に入れた人には心配したりと、態度には出ないが感情は確かに存在する。
 ちなみに運動はできない。跳び箱一段目で顔面からずっこけるくらいにはダメ。転けるときは大抵顔面からダイブしがち。勉強はできる。妹によく教えていたり?あと力が強い。物理的な方の。






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