「 ふうん、アナタ、挨拶がわりに先制攻撃なんて、中々良い度胸じゃないの。唆るわ 」

  ベネチア / 7世紀末~

  水の精霊の亜種である、数ある酒の悪魔のうちの一人。お喋りで社交的で、魔物の中では話が通じる方なので、1300年以上もの間、魔術師たちに使い魔として重宝され、愛されてきた。その愛を利用して、ベネチアは数多の魔術師と人間とを食い物としてきたが、慎重に隙なく行動してきたのでヒトにバレたことはない。基本的にドS、好物は人間の泣き顔

  本来の姿は黒い靄、それを操り変身。動物なら大体何にでもなれる。小さいものだと形成時間が短く、動かしやすい。よく白蛇の姿をとっているが、これは今仕えているナサニエルが爬虫類好きなのを知ってのことである

  一人称はアタシ、二人称はアナタ。ナサニエルはどうやっても堕ちそうになく、当初はつまらないと思っていたが、美男子の泣き顔が半永久的に見られることを知り、現在はおおむね雇用関係に満足している
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