「 何を見てるのって――君にも見えるかな、あそこに金星があるでしょう。あれを眺めているんだよ、毎日 」

  姚( ヤオ ) / ♂ / 20代前半

  四季春茶の擬人化で、いつもどこ吹く風という感じの飄々としたひと。やさしい微笑みを湛えているだけで、あまり自分から喋らないが、話してみると学殖豊かな人であるとわかる。聞くと、高等教育機関に通っていたことがあるらしい。学生の頃は家庭教師のバイトをしていたが、なんやかんやあり今は館に居候になっている。勉強でわからないことがあれば彼に教わるといいかもしれない――館に勉強してるひとっているの?とは思うけど。話しかければ丁寧に答えてくれるが、特定の誰かと距離をつめることはあまりない。八方美人なひと。

  さらさらとしたオリーブ系の薄い茶髪、清潔感のあるショートカット。前髪は長め、額の覗くように分けている。二重、暗い緑の瞳。視力がとてもいい。顔立ちは知的ですっとした感じで、みめよい。右腕が前腕の途中で終わっており、右手がない。本人曰く、「ああ、事故でね」だそう。やや痩身だが、身長190糎近い。自分の身長の高さをあまりわかっていないので、よく頭をドアにぶつけたり足をぶつけたりしている。カジュアルな襟付きのシャツが好き。Tシャツの類はあまり落ち着かない。服の下にいつもつけているネックレスがある。

  こうべをやや垂れて何かを祈ると、やわらかな春風が吹く。その春風に当たると、ある時はリラックスできたりある時はちょっとした風邪が治ったりするらしい。祈りの内容の重さによって効用は変わるとか。

  一人称は私。二人称はあなた、君、○○さん等。点字が読めるのだが、昔は目が悪かったのでは?という噂がささやかれている。英米文学専攻だったらしい。/more
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