宇宙の最果て / キィシエ


 「 宇宙の最果てへ行くのなら、貴方とがいいと思ったの 」
 「 …ハア?意味わかんないンですケド 」
 「 だってね、あんな広い宇宙の最果てにいったらきっと何もないでしょう? でも、そんなところでも、キィーちゃんと一緒ならたのしいと思ったの 」
 「 頭大丈夫? 」
 「 うふふ、ばっちり大丈夫よ。、──あ、でもキィーちゃんは他の人と行きたいかしら…お姉さんとか、お友達とかたくさんいるものね… 」
 「 …べつに 」
 「 え? 」
 「 別に、キィーは他の奴がイイとか何も言ってないンだケド。反論あるならすぐ言うし、勘違いしないでヨネ 」
 「 …キィーちゃん、 」
 「 ……なに、その顔ウザ…うわッ 」
 「 もう、キィーちゃんってば本当に優しいのね…!私もだいすきよ、 」
 「 べつに好きとは言ってないンですケド!!? 」



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