Silver spoon wars
ふしぎなお茶会、きらめく銀の匙

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 全国のみんないっしょに〜!かてぃかてぃ!どうも、かてぃあです!アンソロジーおつかれさまでした!アンソロも定期開催ならあとがきも定期開催ということで、またまたちょっとスペースをいただけたので喋ろうかなと思います😉 ( ちなみにこの最初の挨拶はポップティーンモデルのれあぱぴちゃんの真似をしてみました。わたしがやるとくそブスですがれあぱぴちゃんは本当に可愛い。ぅちギャルですけどみたいな顔しといてお料理上手なんてもう完璧。最近暇すぎてもし自分がポップティーンモデルになったらどんなニックネームにしてどんな挨拶にしようかなと検討を重ねているのですが決定には至りません。一つ確かなことがあるとするのならばわたしがポップティーンモデルになる未来はないということです。てかうちポップティーン買ったことないんだが )
 
 突然ですがみなさん、「ほぼ日手帳」という手帳をご存知でしょうか。「ほぼ日手帳」という名前を発すると「エ!?抜けてる日付があるってこと?」とかいうやつが5人のうち2人くらいいますが、一言言わせていただくとそんなロクでもない手帳あってたまるかボケ
 さて、わたしも使っているほぼ日手帳 ( 以下ほぼ日 )の最大の特徴は、1日につき1ページ分書くスペースが存在するということです。そこにその日のスケジュールや日記を書くもよし、自由にコラージュをしたりお絵描きするもよし。この自由度の高さが最大の魅力というわけですね。ですが、相当リア充でもない限りこの1日1ページというスペースはなかなか埋まりません ( 無理して埋めようとすることはほぼ日の流儀に反すると巷では言われていますが )現に最高にくだらん日々を送っているわたしもなかなか書くことがないのが実情です。ちなみにこのアンソロを仕上げる前日と前々日のページには、見開きまるまる使ったでかい文字で「アンソロ死ぬ!」と書かれています。もうお前ほぼ日やめろよ!

 ところで、ほぼ日には1日1ページの機能以外にも体重の記録、今日の一言、時間割など様々な機能が存在します。そんな数々のページの中でわたしが一番意味わからんなと思ったのは、『家の中でしたいことシリーズ』です。さすがはリア充のための手帳、ほぼ日。ただ家にいるだけの1日にもなんかしらの意味を見出そうとしている。わたしのように食べるか寝るかスマホを見るかしかしないような奴にはほぼ日を使う資格はないという強いメッセージを感じます ( 被害妄想 )
 この『家の中でしたいことシリーズ』には「素足で過ごしてみる」「字の練習」などまあ理解できるなというものから「オリジナルの呪文を考える」「ひとり絵しりとり」などちょっと意味わからんものまで色々な家の中でできることが綴られているわけですが、それをぼーっと読んでいたら、その中になんとありました。「初恋の次に好きになった人のことを思い出してみる」です。
 それを見たとき、わたしは「なんだかそれって素敵だなあ」と思うと同時に盲点を突かれたような悔しい気持ちになりました。その手があったか。どうして14年も生きてきてその発想に至らなかったのか。そしてわたしはアンソロの締め切りを間近に控えている。こんなの書くしかないじゃない!

 それとは別に、今回のアンソロではシークくんのことを書いてみたいなという気持ちがありました。なぜならワイはシークくんが好きだからです ( キャ ) 正直な話シークくんが最初出てきたとき(ウワ最高じゃんなんでこういうのがわたしもしたかったんだよななんでやんなかったんだろ)と思いました。それくらい好きです。ですがわたしにはナウなシークくんを書く自信はあんまりありませんでした。シークくんがどういう行動をするのか正直わたしにはわからない。なのでシークくんの昔のことを書こうと思ったのですがあまりシークくんのヒストリーの核心に触れるようなことを書いてしまうのも違うような気がしました。シークくんという人格が形成されていく瞬間を拝めるほどわたしとシークくんの仲は深くはない。そこで「初恋の次の恋」がちょうどいい妥協点(?)になったのです。わたしは語れるほどの恋愛話を持っていないのでちょっとよくわかりませんが、初恋よりも初恋から2番目の恋の方が自分の恋愛観を占める割合が少ないイメージがあります。( 余談ですが、「そういやママの初恋の話は聞いたことあるけど初恋の次に好きになった人の話は聞いたことないな!聞いてみよう!」と思い自分の部屋からいそいそとリビングへ繰り出したところ母は最愛の推しであるパクユンソルくんの添い寝カメラを見てにたにた笑っていたのでやめました。彼女は新しい恋を見つけたようです )

 ぶっちゃけ今回のアンソロのテーマが「シークくんの初恋の次に好きになった人の話」だったら良かったのですが、そう上手くは行きません。今回のアンソロのテーマは「曲パロ」だったのです。わたしは困ってしまいました。冷静に考えてわたしの知っている楽曲など一握りです。曲パロを書いたことがないわたしですが、曲を決めてから内容を決めるよりも内容を決めてから曲を探す方が何倍も難しいということはなんとなくわかります。申し訳程度にSpotifyで失恋ソングを漁ってみましたが、そう上手くは行きません。しかもわたしのSpotifyの履歴は家族と共有されているので、家族から見たらわたしは失恋もしていないのに失恋ソングを聴きあさるちょっとおかしい女になってしまいます。うーんうーん。

 失望に暮れていたわたしですが、ある朝突如横浜流星の顔を思い出しました。わたしの推しの一人である中尾暢樹という俳優を知っていますか。思い返せばわたしと中尾暢樹の思い出の中にはいつも横浜流星がいたような気がします。「チア男子!」「あなたの番です」「シロでもクロでもない世界でパンダは笑う」……中尾暢樹と横浜流星の“ダブル主演”の映画の展示スペースのようなところに行ったら横浜流星の写真集だけが大量に積まれていて中尾暢樹の写真集は一冊もなかったことに憤りを覚えたこともありました ( これに関しては彼は何も悪くないのであれですが )

 まあとにかく、わたしと横浜流星の出会いはある意味運命でした。先日放送された今日好き卒業編ではひめかチャンという女の子が意中のいっせいクンと血液型が一緒だったというだけで運命だ!などときゃっきゃ騒いでおりましたが、そんなカワイイ運命よりも確率的にはさらに運命的な運命だったと思います(となるとひめかチャンといっせいクンは結ばれているのにわたしと横浜流星が結ばれていないという事実がちょっぴりおかしな話になってしまうのですが)この世界にはたくさんのリュウセイが存在しますが、わたしは横浜流星を超えるリュウセイに出会ったことがありません。そこから横浜流星がMVに出演している楽曲「恋人失格」の存在をわたしが思い出すまでそう時間はかかりませんでした。久々に見てみると、まあ大体の大筋はわたしがイメージしていたものにぴったしと重なりました。合格です。SSWの実写化があったらシークくんの役は横浜流星になるかもしれません。知らんけど!

 ですが、わたしを喜ばせたのが横浜流星だとしたら、困らせたのも横浜流星だったというわけです。知っている方もいると思いますが、この「恋人失格」という曲はこれまたコレサワの曲である「たばこ」のアンサーソングなんですね。つまり、この「恋人失格」でバスに乗っている「僕」は「たばこ」に出てくるたばこが好きでなんかギターだかベースだかを背負ったバンドマンになりきれないみたいな一見チャラそうな青年なわけです。( まあこの胡散臭い男の子が出てくることによって歌詞の切実さが引き立てられるわけですが ) けれどもわたしはこのバスにこの青年ではなくシークくんを乗せたい。わたしは困ってしまいました。困った結果、この「僕」のチャラ成分を丸々カットすることになってしまいました。( 多少のはっちゃけ具合は「だいぶ昔のこと」の一言に凝縮させ無理やり辻褄を合わせました。ここにきて「初恋の次の恋」成分が役に立ったわけです )つまりわたしの書いた「恋人失格」は「たばこ」のアンサーソングとしての意味を完全に失ってしまった。
 これだけではわたしはただ曲の魅力を損なった女になってしまうので、勝手に色々な要素を足してみました。(総合的に見てプラスになってるか知らんけどね!)スマホどうこうのくだりは完全にねつ造です。申し訳ない。

 そしてこれは今回に限った話ではないですが締め切りギリギリまで全然書けてなくてとても苦労しました。自分のせいですね。わたしは筆を取るまでが長いのです。書き始めてからはこねてのばしてIf you feel That destiny作ろうhoneymoon babyとまあこんな具合なのですが……
 なんか本編よりもあとがきの方が長くなってしまったので、この辺で終わりにしたいと思います。こういう時なんて言えばいいんだっけ。ポップティーンモデルは締めの挨拶まで仕込まれていません。まあいいか!ポギハジマ!


感想コーナー

あざみさん / リコロゼリコ〜〜( ; ; ) わたしがすごい見たかったやつじゃん! 感動しました。わたしの頭が悪すぎるあまり解説を読むまでなにがなんなのかよくわかりませんでしたが、あざみさんの解説を読んだ瞬間わたしは全てをを理解しました。聞こえてくる宇宙の摂理というやつです。あとこの文字と背景の色合いが何かに似ているような気がするのですが思い出せません。思い出したらまたお伝えしますね。需要ないか。

あめさん / ヒ〜〜ンあめさん〜〜エモいよ〜〜これはエモすぎるよ〜〜エモいを超えて神々しいの域に来てんのよ…時々わたしの想像つかないことをしてくるんですねあめさんわ。歌詞のない曲で曲パロしちゃおうだなんて思いつかないのよわたしのような女は… あめさんは天才です。最近こういうエモい百合がす見たくて見たくてしょうがなかったのでアンソロで出会うことができてとっても幸せです。ありがとうございました🙇♀

さゆさゆ / ピエ〜〜最高ですさゆさゆ様……これは最高のリクヴぁれ… まずさゆさゆには2回連続でリクを書いてもらっちゃってなんだか申し訳ないような感じもします。今回もうちのリクが迷惑を…🙇♂ かてぃあは頭が残念なのでこの素晴らしい話を理解するまでに時間を要しましたが、素晴らしい…… そのあと(そもそもこの曲知らんわ!)と原曲を聞いてみたのですが、話の入りの部分がさゆさゆのオリジナルだとわかって感動しました。エ…?マジ…?なんという読解力の高さ。天才?天才なの?サユサユアイシテル……… ( 昇天 )

めるつ / ヒ〜〜( ; ; ) これですよこれ!少女レイ!わたし、これすっごく好きな曲なのでテンションが上がりました。レイちゃんで少女レイ。これ実はかてぃあの頭にも0.2秒くらいよぎったのですがめるつかさゆさゆあたりがやりそうだなと思っていました。なんかもう、全体的にJKの香りがすごいじゃん!!前回もそうでしたが、わたしはめるつの作品を前にするとそのあまりの美しさに正常な語彙力を失ってまともな感想がかけなくなってしまうようです。御免!

ももぢゅ / なんか普通に読んでたらリクが死んでてウケました。完全に不意打ちだった。ちょうど一回くらい死んでくれないかなと思っていたところなのでちょうど良かったです ( 悪口 ) とりあえずわたしは原曲を知らなかったので聞いてみたのですが、高!再現度高!感動しました。知ったような口をきかせていただくとこの曲の持っている世界観がものの見事に再現されていると思います。関係ないですがわたしはこのお話を読んでNICOという漫画を思い出しました。ももぢゅ先生の次回作に乞うご期待!




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