Silver spoon wars
ふしぎなお茶会、きらめく銀の匙
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あめだまのぐだぐだした汚いあとがき 2020年3月アンソロジー『ピンク』ver.
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早々にあとがきを書いておきます(今日の日付:3/12)。アンソロジーを書き終えた今なら何でも書ける気がした。
今回のアンソロジーでわたしが担当させて頂いたのはめるつさま宅の瑠璃てゃでした。瑠璃ちゃん!ルーレットで当たったときはイケるべ!と思いました。だってかわいいじゃん。
でも書き始めるとすっごく難しかった。かてぃさまが煙羅に当たってめちゃめちゃ苦悩してたのよりは(飴玉がお気楽なだけかもしれないが)苦悩してなかったような感じがするけどやっぱり難しかった。だってSSW2がいっこもない。るりるりてゃ視点のときの地の文の調子がわからない。やばいくらいにわからない。一人称がわたしなのか俺なのか、口調もおんなのこっぽいのかおとこのこっぽいのか。いやめるつさまに聞けばよかったね。今気づいた。え!!!!そうじゃん!!!聞けばよかったじゃん!!!
でも当時のあほ飴玉にはめるつさまにお尋ねするという選択肢が思い浮かばず、るりもねをモネ視点で書き進めました。でもこれ、書いてくうちに自分で分かってきました。この話、つまんねえ。やばい。つまんない。しかもモネ視点だからもっとつまんない。話的にモネ視点だとどえらくつまらない。るりるり視点じゃないといけないのにるりるり視点の口調はわからん。やばい!なんで話を考えた時点で気づかなかったんだ!と思い、話を半分ほど書き上げてからわたしはアンソロジーを書くのを中断しました。
それがたぶん3月のはじめのはじめの方です。それから休校になって時間が増えたのに、飴玉はそのるりもねを書き進めることも新しい話を考え出すこともしませんでした。かわりにお菓子を食べたり絵を描いたりお菓子を食べたり鼻で笑えるくらいの筋トレをしたりお菓子を食べたりプラ板あそびをしたりお菓子を食べたり脂肪を増やしたり脂肪を増やしたりしました。アホ!
そして3/10の夜、お風呂前に体重計にのって、体脂肪率にヤバ…と呟いたときにやっと色々な「やばい」と向き合うことができました。課題。体重。体型。アンソロジー。ロル。ありがとう体脂肪率。いやよくない。
ともかく数値的に可視化されたひとつの「ヤバさ」を見せ付けられてわたしはやっとアンソロジーのるりるりを書き上げる道へと旅立ったのでした。
もうちょいあとがきらしいことも書いておこ!と思ったのでちょっと本文の解説というか裏話みたいなものを置いておきます。
今回書いたるりるりの話は三人称的一人称です。たぶん。「黒魔女さんの小説教室」で三人称的一人称がちょこっと紹介されてたんですが、初めて読んだときから書いてみたいなあと思ってたので今回書けて満足です。ちゃんと書けてるかはわからないけど。
アンソロジーのテーマが今回は「ピンク」でしたがそんなにピンク要素なくてすみません。るりるりの言う「魔法」は「ピンクに染まること」です。「ピンクに染まること」、つまり女装することが彼にとっては魔法なのではとわたしは解釈しました。魔法は魅力的だけれど同時に儚いものです。るりるりにとっては「ピンクに染まった自分」は自分と同じくらい、あるいはそれ以上に大切だけれど、あくまで外見を一時的に騙したものでしかない。自分を騙しきることはできないし夜になれば解ける。それでも今日もるりるりはピンクにしがみつく。毎朝自分をピンクに染めて、ピンクになった自分におはようを言う、のかな、なんて考えました。もうちょっと語彙と表現力が欲しかった。あとこれはめるつさまに了承を得た解釈ではないのでかなり間違ってる可能性が高いです。あくまで飴玉の妄想です。
タイトルの「マンリー」は manly です。意味は字の如く「男性的」とかそんな感じ。実は「マンリーにさよなら」か「ラブリーにおはよう」かそのどっちもかで迷ったのですが、最終的には語感でした。おはようだと明るい感じがするけど、さよならはやっぱり哀愁感がびしびしくる。わたしはるりるりてゃの「ピンクにしがみついている」感じをこれで描きたかったのでさよならの方にしました。
まあそういう裏話があります。へー。
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みんなへ感想コーナー!これは上記のあとがきとは違って3/14に書いてるよ。
この感想を書くためにアンソロジーに参加しアンソロジーをしたいと騒いでいると言ってもいい。マジで。今回のアンソロの手抜き臭やばやばだけどあとがきはちゃんと書くのだ(Σ)長いから折りたたみのでまとめておきました。
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以上にてあとがきは終わりです。どき☆わく企画でしたね★ミ 最後までお付き合い頂いてありがとうございました!