2021/07/27 追記
 今回の短編集を書き始めたのは五月頃で、六月には出そうと思っていたのですが、なんやかんやあって今日出すことになりました。
 短編集に限らずおはなしを書くとき、テーマを軽く決めておくことがよくあるのですが、今回の一番のテーマは記憶です。最初の『まなうら』は忘れられない人のはなし、二編目の『ぬくもり』は忘れられない瞬間のはなし、最後の『まわる』はいつか忘れてしまうことについてのはなしです。
 メルヴァレのはなしは、メルヴァレがヴァレメルになり得ないのはこういう理由だ!!と思って書いたのですが、伝わらないかもしれません。こういう理由だ!!うーん。とにかく、ヴァレとメルトちゃんが出会ったどの世界線でもふたりはヴァレメルにはなれないんですよね。ヴァレには「あの人」の存在があるからかもしれません。なんてね。
 雛パルのはなしは嫌な感じですけど、いつかツイッターで言ったように、雛パルは相手の痛みを自分の痛みのように思えるペアだから絶対幸せになれると思っているのできっと大丈夫でしょう。
 これを書いているとき、One Last Kissばかりをずっとリピート再生で聞いていました。う〜ん。シンエヴァがわたしのエヴァ初体験だったのですが、シンエヴァ見てからだと、この曲聞いているときの鳥肌が増えますね。最初のシンセ、好きすぎる……鼓動みたい。よかったら、One Last Kiss聞きながら読んでみてください。
 じゃあお喋りはこのへんで。さよなら〜 
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