2020/07/15 追記
『こわくない』
 これ、エリーゼが自分の恋心を自覚してなくて相手をただの(唯一の?)友達と思ってるエリロテで書いたはずなのですが、今見るとCP表記はなくただ「エリーザベト」と書いてあってびっくり。CP話として書いてたけどやっぱりエリーザベトの話として読んでほしいということなんでしょうか。はて……。
 実はあげたとき、時間が流れる前と後で天気の辻褄があってなくて(前半部分を大分前に書いていたため)、あげたあと風呂で気づいて慌てて直しました。でもやっぱり不自然だなあ。
たぶんだいぶお下品なはなしにつき閲覧注意 たしかこれを書き始めた日の前日の夜に友人と体を重ねる夢を見てしまって(!!!!)(純潔な乙女(爆笑)なんですが、、)本当にこわかった。マジ意味不。何がこわいかというと、ひとつめはそういう夢を見てる自分が怖すぎて……。ふたつめは、その日学校に行って相手と話したときに自分がどきどきしたとしたら気持ち悪すぎるということがこわかった。結局実際学校行って友達と話したらなんともなくてめちゃめちゃ安心した。自分が。
 でもでもこれって話のネタになるんじゃない??だって超・自然主義じゃん!!!(このころわたしは島崎藤村・田山花袋に目覚め始めてたので影響をびしびし受けている)と思ってそういうエリロテを書き始めました。でもさすがに生々しくてエリーザベトとローテくんと何よりもめるつさまから、いや、全SSW民から叱られそうだったので夢の内容を殺されるものに変えました。あぶないあぶないスキャンダルが起きるところだったヨ……。


『夏の不幸』
 元々、館のあるお国では滅多にお目にかかれないゴーヤがたまたま八百屋で売ってて思わず買って、うきうきでゴーヤチャンプルをつくるみやひなの話だったらしいんですけど、いつのまにか八百屋にたどり着く前に都が勝手に怪しげな風鈴を買ってしまったのでその話はどっかへ行ってしまいました。そういう意味でも風鈴を買ってしまったためにゴーヤを見つけられなかった都は不幸であります。
 『熱情の草いきれ』につづいて「うだる」という言葉を好き好んで使い、『こわくない』に続いて雨のお話、というのは偶然ではなくて、あめは「うだる」とか「雨」とかいうのは夏につき物だと思っているからです。


『微熱の引力』
 あげた次の日に読み返してて思ったんですけど、急にウェルくんが地の文で「彼女」のことを名前で呼び始めるの、しっくりこないですねえ。やってしまった。しくじった。こういうところ、あめは詰めが甘いですよね。
 このアンソロ、ついったでもちょっと言ったんですけど、短歌を拝借してそれに基づく文を3文くらい考えて、それらを埋め合わせるように書きました。ロゼの最後の台詞ふたつと、「おれは赤面した――うだるような暑さに、銀河の微熱に」という文は絶対いれよ!と思ってて。でもやっぱり結局最終的に文言を微妙にいじるので原文ママではいかないことが多いですね。まあでも、あめの小説なんて、わりとぼやっとしか話の流れ考えてなくて細かいところは書きながら決めてるから、そんなもんですよね!(?)
 そういえばあざみさまから頂いた裏テーマの小説はまだ書いてます;;もうちょっとかかりそう〜……です! 
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