「ちょっとちょっと旦那、そろそろ飲むの止めなよ」

みんなが酔い潰れた後も1人、黙々と酒を飲んでいる旦那の後ろ姿に声をかける
ゆっくりと振り返った旦那は、何故かじっと俺様を見ていた

「佐助…そこに座れ」

「………え、なになにこの展開…俺様何かしたっけ?」

突然の旦那の命令に、おちゃらけつつも何か心当たりはないかと思考を巡らす
暫しの間沈黙が流れたが、旦那が先に口を開いた

「かすが殿の締まりは良いか?」

「は?」

いきなりの質問に、思わず間抜けな声が出てしまった
しかし旦那はそんな事はお構いなしに1人で勝手に話しを進める

「佐助もかすが殿を抱いた事くらいあるのだろう?」

一瞬目眩がした気がした
まさか旦那からそんな言葉が出てくるとは夢にも思っていなかった
むしろこれは本当にあの真田の旦那かと疑いたくなる

「かすが殿は胸もあるしさぞ良い抱き心地であろう…だが上杉殿のせいで下の締まりが悪くなっているやもしれぬな」

「ちょ、旦那何言って…」

いつもの旦那からは想像もつかないあるまじき発言に慌ててしまう
だが俺様の慌てようも気にならないのか、旦那の発言は止まらない

「まあその場合は口にでも突っ込んでしまえば問題はないな…後は飲ませるなり顔にかけるなr「おやすみ!!」………」

今殴った事は酒のせいで旦那の記憶に残ってないといいなと思った





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破廉恥が苦手なはずの幸村に
思いっきり破廉恥な事
言わせてみようかなと思いました

いきなりの話題に
佐助は硬直して石になります
ヒビも入るかもしれません




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