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桂「俺たちがその気になれば…!!」
銀時「その気にならねぇから。」
『ねぇ、銀時さ、この間新八くんが親衛隊の皆と万事屋とでやるって言ってなかった?』
銀時「は!?そんな話聞いてねぇ!!」
『銀時酔っぱらってたしね。神楽ちゃん乗り気だったし、払ってない給料の代わりにやれって。』
銀時「マジかよ…」
『しかも、パー子ちゃんらしいよ?』
銀時「無理!無理無理無理!!!!」
高杉「パー子?頭がクルクルパーだからか?」
銀時「あぁ?てめぇなんかな、パー子の魅力に絆されて、すべてをぶっ壊す前にお前のその小さなジュニアがぶっ壊れるんだかんな!!」
『銀時…クルクルパーが駄々漏れだから止めて…』
銀時たちが騒いでいる間も桂だけは考え込んでいた。
桂「では、仕方ない。4人で…」
『辰馬はむっちゃんが快援隊で出るって。』
坂本「ワシ知らんぞ?」
『だってまだ言ってないって言ってたもん。
なんか快援隊でスポンサーやってるから、出ないといけないらしいよ。』
坂本「陸奥は何を勝手に決めとるんじゃ〜〜!!」
桂「じゃぁ、高杉!!」
高杉「やるわけがねぇだろ。」
桂「美佳!」
『パス。』
桂「なぜだ!まったくお前達のそのなまぐさにも呆れたものだな。」
高杉「んな訳のわかんねぇもんにやる気満々なお前の方が呆れる。」
桂「よく考えてみろ。俺たち3人が揃えば天下一も夢ではないぞ?」
高杉「おめぇは一体何を目指してんだよ…」
桂「そうだな…パフュー○の様にエレクトリックな感じでどうだろう?」
『ラップじゃないんだ。』
高杉「ラップ?」
『小太郎、ラップで攘夷やってんの。』
高杉「…やっぱりお前とは一緒にやれないことがよーく分かった。」
桂「なんだ、方向性の違いか?しかしだな、やはりダンサブルな音楽でないと…」
高杉「そういう事じゃねぇよ。」
しばらく桂は説得を試みたが結局高杉たちが頷いてくれることはなかった。
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