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沖田「姉さん、すっげぇや…今日は激しくしてもいいですかぃ?」
『声出したらバレちゃうんでしょ?』
沖田「姉さんは声出さなきゃいいんでさぁ。…それより、もう…」
『もう…総悟ってば…いいよ。めちゃくちゃにして…』
「『せーのっっ!!』」
土方「痛いっっっっ!!」
行為の途中に部屋の外に気配を感じた私達は総悟の部屋にあった真剣と木刀を部屋の外に向けて投げつけた。
沖田「何してんですかぃ、土方…いや、トッシー。」
『覗きなんて、十四郎が知ったら…ねぇ?トッシー?』
土方「うふっ…美佳氏!!その恰好!!」
『床に刀で張り付けられた状態で鼻血垂らしてんじゃねぇよ、この変態っっ!』
土方「そ、そんなこと言ったって!!そんな…そんな…っっ!!」
沖田「アンタ、土方さん越しに見てんだろぃ。」
土方「で、でも、生で見るのはっっ…!!!」
『生で見るって下着つけてるでしょうがっ!!』
土方「で、でも〜〜〜!!」
沖田「…姉さん隠れて。」
総悟がそう言うので慌てて総悟の部屋に戻ると、それと同時に近藤さんの大きな声が聞こえて来た。
近藤「総悟、トシ、何をしてるんだ、お前たちは!こんな遅くにそんな大声出して!!」
土方「近藤氏〜〜〜!!助けて〜〜〜!!」
近藤「ほら〜〜もう〜。トッシーを床に張り付けないの〜!!
鼻血まで出して、可哀想に…」
土方「あっ、これは…」
沖田「土方、殺す。」
近藤「ん?何か言ったか、総悟?」
沖田「いえ、何も。」
近藤「それより、美佳さんの声が聞こえたような気がしたんだが…
もう遅いし、万事屋に送っていかないと…」
土方「近藤氏〜!今日は美佳氏を屯所に泊めることはできないでござるか?」
近藤「いくらトッシーのお願いでもそれはダメ。」
土方「え〜なんででござるかぁぁぁ!!」
近藤「他の隊士たちに示しがつかないでしょうが!!」
さてさて、近藤さんもこう言ってることだし、そろそろ帰るかな。
そっと部屋の扉を開けるとまだ近藤さんとトッシーは押し問答を続けていた。
『近藤さん。』
近藤「あぁ、美佳さん。今日はトッシーが1日お世話になったみたいで…ありがとう。」
『いえいえ、私の方こそご迷惑をおかけしてすいませんでした。』
土方「迷惑?なんで??」
『私の写真のことでね。』
土方「これでござるか??」
近藤「んおぉぉっっ!!ト、とととととトッシー!?」
土方「あっ、間違えた。これはさっき沖田氏の部屋を盗撮した時の…」
沖田「死ね!!!」
土方「あぁぁぁぁ!!!近藤氏ぃぃぃぃ!!」
近藤「こらっ!!総悟!!止めなさい!!なんなんだ、その写真は!!
もっとよく見せなさい!!」
沖田「やでぃ。」
近藤「あっ、こら総悟!!」
あ〜らら…なんか騒がしくなってきたし、帰ろうっと。
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