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高杉「美佳、飯。」
『はいはい。』
高杉「魚の煮物。」
桂「俺はてんぷらを。」
坂本「そうじゃのぅ、鶏の南蛮のやつ〜。」
銀時「パフェ。」
『パフェは却下。』
銀時「なんでだよ!!」
『銀時、さっきお菓子いっぱい食べてたでしょ。
本当糖尿なっても知らないよ?』
銀時「お前は俺の母ちゃんですか!!」
姉さん、俺はから揚げ!
『はいはい。』
高杉「食材は鬼兵隊の連中に運ばせておいたから。」
『さすが晋助!』
……
さてさて、ここに残るは野郎ばかり…ゲスい話といきましょうか。
土方「ゲスい話ってなんだよ、ゲスい話って…」
野郎が7人も居るんですぜぃ?女どもとお子ちゃまメガネは呑気にクッキングでさぁ。
女どもが居るとなかなかしにくい話もできるっちゅーもんでしょう。
というわけで〜、
第1回チキチキ男だらけの暴露たいか〜い!!
桂「暴露大会など、幕府の役人が聞いて呆れる。
で?で?何の話する?」
土方「乗り気なのかよっっ!!」
銀時「ヅラは友達いねぇから、こういうの大好きなんだよ。」
へぇ…ヅラには友達が居ないっと…メモメモ。
桂「ヅラじゃない、桂だ!!」
高杉「ついでに女も居ないって書いとけ。居るのは変なお化けだけだ。」
桂「お化けじゃないエリザベスだ!!そういうお前はどうなんだ!
相変わらず夜遊びが激しいようだが?」
高杉「女遊びくらい男のたしなみのひとつだろう。」
坂本「そうじゃそうじゃ、女遊びも知らん男は器が小さいぜよ。
のう?真選組の局長さん?」
近藤「うんうん。男は女遊びに金をつぎ込むことでより一層器がでかくなるもんだ。」
土方「あんたのはただの無駄遣いだろうが。」
桂「そういうお前はどうなのだ、鬼の副長どの。真選組一モテると聞いたことがあるが?」
土方「女なんざに現を抜かしている暇はねぇ。」
銀時「ウププ。可哀想にねぇ。君たちは本当可哀想だ。」
なんでぃ、旦那。えらく余裕ですねぇぃ。
銀時「だって俺には専属ビッチちゃんが居るもの〜。毎日俺の上で腰振ってくれるビッチちゃんが。」
高杉「…」
銀時「あっ、ごめんね〜?高杉くぅ〜ん。君の大好きなアノ子、毎晩いただいちゃってぇ〜。ウププ。」
旦那ぁ、前々から聞きたかったんですがねぃ、姉さんとあんたらはもしかして全員関係があるんですかぃ?
銀時「あぁ〜辰馬はねぇよな。」
坂本「そうじゃぁ、なっぜかワシだけはあかんゆーて。」
高杉「もじゃもじゃだからな。」
坂本「それを言うたら金時もじゃろ〜?」
土方「乱れ切ってる…」
近藤「羨ましい…」
土方「羨ましいって近藤さん!!」
でも、嫌じゃないんですかぃ?
幼馴染で穴兄弟って…
近藤「総悟〜!!!???」
土方「まぁ、普通は嫌だよな。俺も近藤さんと兄弟になんのは嫌だ。」
俺もまっぴらごめんでさぁ。
銀時「ま〜最初はな〜。」
桂「揉めたぞ。美佳が銀時と高杉とどっちとも関係を持った時はな。」
坂本「ん?それワシ知らんぞ。」
桂「一晩中刀振り回してな。」
近藤「それがどうして納得したんだ?」
桂「美佳がそんなにケンカばっかりするならどっちとも口きかないとかいいだして、本当に利かなくなったんだ。」
近藤「アハハハハ!!!なんだ意外と可愛らしいところもあるんじゃないか!!」
銀時「んなかわいらしいもんじゃねぇよ。昼間は俺たちと口も利かないどころか目も合わせやしねぇのに、夜中に枕元で延々と仲直りしろ〜、ケンカするな〜って言うんだぜ?」
桂「それから1ヵ月ほどだったかな、さすがに戦の士気にも影響が出始めてな、こいつらを集めて話をしたのだ。
いい加減、どちらにするのか、どちらにもしないのか決めろと。」
高杉「大泣きだったな。」
銀時「納屋に引きこもってな。」
土方「ただのワガママじゃねぇか。」
銀時「んなこたぁ分かってるけどよ…」
桂「この2人はなんだかんだ言って美佳に甘いのだ。昔っから。」
ふ〜ん…じゃぁ、あんたらの弱点ってもしかして姉さんですかぃ?
高杉「弱点ねぇ…弱点が一番強いぞ。」
銀時「あぁ、お前と同じ意見なのは気に食わねぇが、そこは間違いねぇな。」
桂「戦場の美佳と言ったら…」
坂本「背筋が凍るきに…」
そうですかぃ?姉さんいつもニコニコしてるじゃねぇですかい。
土方「女は化粧と言う名の化けの皮被ってるからな…」
なんでぃ、土方さん化粧の厚い女にでも騙されたんですかぃ?
土方「ちげぇよ、そんなんじゃねぇ!!」
そう言えば、姉さんはいつもちゃんと化粧してやすが、すっぴんはどうなんです?
もしかして、すっぴんは…
『…総悟…私のすっぴんが見たいなら、そうねぇ…ブランドバック貢いでくれたら見せてあげる。』
なんでぃ、アンタのすっぴんにそんなに価値があるんですかぃ?
『女のすっぴんを見るのは価値があるのよ、覚えておきなさい。僕。』
あっ、俺のからあげ…
『はい、できたよ〜。食べてね〜。』
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