─────---- - - - - - -
≪美佳とお妙とあやめ≫
お妙さんとくればこの真選組局長、近藤勲が司会進行を努めねばなるまい!
な〜に、心配要らんよ、お妙さん!!
僕はこう見えても年長者だけあってこういう場には慣れているからね。
いつもいつもトシにいいところ持っていかれる訳にはいかないし…
『新八く〜ん、ゴメン、お妙ちゃんとさっちゃんにお茶お願い〜!』
新八「あっ、は〜い!お茶でいいですか?ジュースとかもありますけど…」
お妙「あっ、じゃぁ、私は紅茶ホットで。」
あやめ「私は銀さんとお揃いのいちご牛乳で。」
『私はアイスティー!』
新八「見事にバラバラだな…」
あ、あの〜ちょっと、聞いて?
『あと、神楽ちゃ〜ん?定春もうそろそろ散歩連れてって。』
神楽「美佳姉、酢昆布買って来てもいいアルか?」
『あ〜じゃぁ、銀時一緒に着いて行ってなんかつまみとか買って来てよ。』
銀時「…酒も買っていいのか?」
『いいんじゃない?』
あやめ「ちょっと!何銀さんを勝手にお使いに出してるのよ!!」
妙「あっ、銀さん、私ちーかまといかくんね!」
銀時「ババくせぇな…」
妙「なんですって!!」
・・・・誰も俺の話を聞いてくれない…
沖田「ドンマイ、近藤さん。」
総悟…お前は優しい奴だな。
お前だけだよ、俺の事を気にかけてくれるのは…
沖田「じゃぁ、お代として財布出してくだせぇ。旦那、金持ってないらしいんで。」
なんで?俺、この間奢ったよね!?
土方「何言ってんだ、近藤さん。この間のやつは美佳が全額払ったろうが。」
えっ、だって俺のところに万事屋が集金に来て…
土方「…バカだな、近藤さん。そら万事屋の野郎にぼられたんだよ。」
えっ、うそ!?
『も〜近藤さん、銀時にホイホイお金渡したらダメですよ。』
どうしよう…近藤さん…
沖田「じゃぁ、土方さん、財布出してくだせぇ。」
土方「なんで俺なんだよ、お前も出せ!!」
妙「こういう時にこれで買って来いってすっと出せない男って…」
あやめ「ないわよね。」
『銀時、はいこれ。お酒とおつまみね。あんたのおやつも買っていいけど、領収書持って来てね。
神楽ちゃん、銀時がパチンコとか競馬とか行こうとしたら、容赦なくぶん殴っていいから。』
神楽「任せとけヨ!!」
妙「美佳ちゃんが男の人だったら良かったのに…」
結局何にも進めてないし…お妙さんには見向きもされないし…もう…
沖田「近藤さん、バナナありやしたぜ。」
← →
7/19
←contents
←main
←top