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『銀時ってさ、安産型だよね。』
とある日、美佳は唐突に目の前にある銀時の尻を見ながらそう呟いた。
神楽「銀ちゃん、レディの前にケツを向けるってどういう事ネ。」
『デカいよね、お尻。』
神楽「立派な赤ちゃん産むアルヨ。」
銀時「いや、何?2人して。そんなに俺の尻見つめないでくれる?」
『いやさ、昨日のお客さんにお尻の形はいいけど、小さすぎるって言われたんだよね。
子ども産む時苦労するよって。』
銀時「…お前は客と何のプレイをしてるわけ?」
『いや、お医者さんだったからね。しかも産婦人科。』
神楽「美佳姉の客は色んな人がいるアルな〜。」
銀時「金持ちばっかりな。」
『金がないやつがどうやって娼婦を買うのさ。』
銀時「まぁ、そりゃそうだけどよぉ。」
神楽「銀ちゃん、早くそのデカ尻どけるね!テレビ見えないアル!」
銀時「デカ尻とか言うな!!仕方ねぇだろ、テレビの調子が悪くて修理してんだから!!」
神楽「だったら早く修理しろよ。」
銀時「もうやだ、こいつら…」
家に女性が2人も居ると、いくら口から生まれた男・坂田銀時でも太刀打ちできなかったりする。
『銀時はさぁ、胸もでかいよね。』
銀時「なんなんだてめぇはさっきから!ムラムラしてんのか?近藤さん並にムラムラしてんのか?」
『いやぁ、身体はいいのになぁと思って。』
銀時「今身体はって強調したのはなんでかなぁ!!!」
神楽「美佳姉、銀ちゃんの身体目当てアルか?」
『そうだねぇ…身体は、いいからね〜。』
銀時「だから、身体は、って何!!もっとあるでしょ。銀さんのいいとこもっとあるでしょ!!」
神楽「例えば?」
銀時「…手先が器用とか!…手先が器用とか!!」
『手先が器用ならさっさとテレビ直してよ。これから小栗旬之助のドラマの再放送やるんだから。』
銀時「この野郎…!!」
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