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桂「なんだ!!はっきり言え!!」
「えっと…いや、桂さんって男の人が好きなのかなぁって…」
桂「なぜそうなる!!」
「だって、しょっちゅう女装してるし…」
「それで妙にその女装が似合ってるし…」
「よく坂田さん、坂田さんって言ってるし。」
『小太郎…それならそうと…』
桂「えぇい!!何を勘違いしておる!!
女装は仕事の為だ!銀時に関しては…ん〜なんでだろう?」
「ほら、やっぱり桂さんって坂田さんの事が好きなんだぜ。」
「怪しいと思ってたんだよな。坂田さんがあんなに嫌がるのにしつこく攘夷志士に誘うしさ。」
「だよな〜。いくら坂田さんが白夜叉だからってあれはちょっとな。」
「桂さんがいつも持ってるうんまい棒、あれ対坂田さん用らしいぜ?
いつでもあれで坂田さんを餌付けするためだって。」
「マジかよ…そこまで坂田さんを…」
男色家と間違われている小太郎は否定したいのか、言い訳をを一生懸命考えているけど…
でも、小太郎の銀時好きは昔っからだしなぁ。
銀時のことも晋助のことも辰馬のことも…小太郎はいっつも皆の心配してる奴だった。
友達少ないからな。
『小太郎?』
桂「美佳…アイツらがイジめるぅぅぅぅ!!!!」
『うわっ!』
泣きながら私に抱き付く小太郎に攘夷志士の皆さんは絶句してしまった。
『はいはい、泣かないの〜。
小太郎は銀時の親友だもんね〜。だから、銀時と一緒がいいんだもんねぇ〜。』
桂「だって…銀時が居たら攘夷できるもん。」
『はいはい。そうだよね、銀時が居れば攘夷もすぐなのにね〜。
仲間になってくれるといいね〜。』
桂「うん。」
「「「気持ち悪っっ!!!」」」
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