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少しだけ銀時の子供の頃の話をすると、新八くんも神楽ちゃんも嬉しそうに話を聞いてくれた。
神楽「他の兄貴はどんな人アルか?」
『ん〜1人は2人ともよく知ってる人だよ。』
神楽「長髪クソマジメ…ヅラあるか!?」
『当たり〜!!』
新八「そうか、銀さんと桂さんと寺子屋が一緒でしたもんね。」
『そ。次男の頭もじゃもじゃの無神経バカは坂本辰馬って言って、アイツは攘夷戦争からの知り合いだけどね。』
銀時「アイツは、いつから従妹のあんちゃんからランクアップしたんだよ。」
『この間。』
銀時「はぁ?」
『ここに来る前にね、辰馬が私を攫ってくれたの。だから。
その時に私が居なくなった後のことも色々聞いた。
銀時と晋助が太夫取り合ってケンカしただとか…』
新八「…美佳さんが居ても居なくても変わらないのかよ!」
銀時「新八、お前も思春期の男なら分かるだろ?」
新八「分かりませんよ!僕まだ16歳ですよ!?」
銀時「俺が16の時なんてやりまくりだったけどな。」
神楽「新八はダメアル、一生童貞のままネ。」
『筆おろししてあげようか?』
新八「えっ?」
銀時「ダメに決まってんだろ。新八にはまだ早い。」
『だってもう16歳でしょ?』
銀時「まだ16だろ!?」
『さっきと言ってること違うじゃん。』
銀時「俺はいいの!見てみろ新八を。このいかにも30まで童貞貫き通して魔法使いになりそうな面構えを!!」
あぁ〜あ、新八くん怒りで暴れ出したし…
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