─────---- - - - - - -
客と別れたその足で総悟落ち合う。
待ち合わせた場所に向かうと、総悟は熱心にお仕事…なのか?
なんかごろつき共が大勢のされてるけど…
『総悟。』
沖田「ぁぁ、姉さん。どうですかィ?」
『うん、ちょっと色々調べて来たからさ。』
土方「調べて来たって何を?」
『ん?』
土方「総悟、お前がそんなに仕事熱心だとは知らなかったなぁ。」
沖田「げっ…」
その数時間後、私達は銀時とファミレスに居た。
沖田「旦那、すいやせん。バレちまいました。」
それからトッシーは私たちに首を突っ込むなと告げ去って行った。
トッシーは真選組の存亡を危惧している。
それはごもっともだ。
彼らが幕府直属の武装警備集団を名乗る以上、好き勝手にすることはできない。
銀時「んで?調べたんだろ?」
『ん〜一応ね。総悟が言ってることは嘘じゃないよ。
煉獄関には政府の要人が関わってる。まぁ、天人だけどね。
連中から金を受け取り、この件を表沙汰にならないように取り計らってる。
んで、殺し合いでくたばるのはお先真っ暗の浪士たち。
世の中の役にも立たない、金もないやつらの命なんてどうってことないってことよ。』
銀時「そうか…」
『んまぁ、あんたがしがらみなんか気にするタマでもないでしょうけど、好き勝手暴れていいんじゃない?
その政府の要人ってのも大した事ないガマガエルみたいだし。
近藤さんなら…総悟のやること否定しないでしょ。』
銀時「そうかい。んじゃぁ…」
銀時はパフェを掻き込むと決意したように出て行った。
銀時が私に調べさせたのは、これに首を突っ込む事で総悟に何か起こらないか危惧してのこと。
← →
10/13
←contents
←main
←top