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坂本「美佳!!」
『辰馬!!離せっつってんだろ!!死にてぇのか!』
坂本「いい加減にせぇ!!死にたいのはおまんじゃろ!」
『いいんだよ、私はどうでも。死んだってどうでもいい。
でも、先生は…』
坂本「いい加減にせぇっちゅーのが分からんがか!」
坂本は錯乱する美佳の腹部を殴り気絶させると彼女を抱え陣営に戻った。
高杉「坂本!!美佳!!気失ってんのか??」
坂本「ワシが殴った。」
高杉「…!!」
坂本「殴りたきゃ殴りゃよか。でも、そうでもせんとコイツは自分で死ににいくとこじゃった。」
坂本の言葉に高杉たちは言葉を失う。
それから何時間かたち美佳は目を覚ますと刀を取り部屋を飛び出して行こうとする。
坂本「行かせん言うたき。」
『退け。』
坂本「しつこい。」
尚も出ていこうとする美佳に坂本は平手打ちをする。
桂「坂本!!」
『っっ!!しつこいのはてめぇだよ、辰馬。退けよ。』
坂本「退かん。どうしても言うなら、ワシを殺してから行け。
おまんの力でワシに勝てるとは思わんけどな。」
美佳は鞘を抜くと坂本に斬りかかる。
その目は本気でまるで戦場に居る時のようだった。
刀が坂本を斬りつける寸でで銀時が美佳の刀を自分の刀で受け止める。
銀時「何やってんだ。バカか、お前は。」
『お前も邪魔すんなら殺すけど。』
桂「美佳!!冗談でもそのようなこと!!」
『邪魔すんならてめぇら皆殺してやるよ。要らねぇんだよ。てめぇらなんか。』
高杉は美佳に近づくと胸倉を掴み顔を殴りつけた。
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